
No. 2001.10.15
『電話のシステム』
アメリカでは日本同様、いろいろな電話会社がある。日本ではまずNTTかもしれない
が、こちらはそのような絶対これからまずというのはない。そのため、私達の頼んだ
不動産屋はVerizon を選んでくれた。ここまでは私がしなくて済んだので助かった。
ニューヨークでは area code, regional , long distance, international とそれ
ぞれ別れている。まずarea code とは自分の住んでいるごく近辺にあたる。私の住ん
でいる地域の場合はarea code が914なので、そこに電話をする場合は、Verizon と
いう電話会社との契約の元では、1回かけるごとに10.6¢、しかし9時以降11時までは
6¢、さらに11時以降次の日の朝8時までは3¢だ。しかし日本と大きく違うところ
は日本では時間で1分いくらとなるが、1回かけるごとにチャージされるが、いくら
話してもよいということだ。これはうれしいことだ。なぜならここではいつも保留状
態にされるからだ。しかもアメリカ人はそれはそれはよく話す。日本人以上に話しが
長いのが絶対的な特徴である。そういう国民性からもこのようなシステムがとられて
いること間違い無しだ。
しかしregional call は1分につき5¢という料金体形だ。このregional というのは
ちょっと範囲を広げた同じNY州である。つまり私の所から言うとマンハッタンにかけ
るのにはもうregional call の料金体制に入ってしまうのである。
さらにin-state long distance となると他の州となる。この場合は完全に1分につ
きいくらという料金体制である。しかしおもしろいことにカルフォルニアにかける方
(7¢)がもっと距離的に近いフロリダ(12¢)にかけるより安いのである。
International call においてはこれまた料金は距離だけではない。たとえば大好き
な日本にかける場合、1分につき14¢である。しかし同じアメリカの他の州よりも
カナダにかける方(7¢)が安いことがある。日本に1分につき14¢なんて日本にい
た時、横浜から千葉に電話していた時よりも安いのではないかと思った。しかしこの
料金体制の条件はlong distance calling plan というのに加入してのことだ。それ
でも毎月3ドルである。悪くないでしょ?
ノーラ・コーリ
ニューヨークに引っ越してきて一番最初にお世話になったのがこの電話である。電話
がなければ情報は入ってこないし、にっちもさっちも動けないのである。そのため、
電話のかけ方からどのようなシステムになっているかを知らなくてはならない。そう
そう、一番最初にかけるのが案外日本への国際電話という人も多いであろう。私も例
外にもれず、まず日本にいるに無事ついたことを告げたかった。
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Nora Kohri
(Overseas childbirth and childcare consultant)
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