No.9 2001.09.02
『チョイスの世界』
じゃがいもをベースにしたパン、白いパン、grainという麦などが入ったパン、 その麦も何種類入っているか、whole wheat bread という茶色いパンだけでも 何種類もある。チーズにしろ、これまたfat free だの、ヨーグルトもきちんと ラベルを読まないとwith sugar, without sugar, があり、fat free だのどの 程度 fat が入っているか、さらにflavor されているかによって、これまた アプリコット、ラズベリー、ピーチ、チェリーと日本ではあまり聞き慣れない flavor が書かれている。 クリーニング屋さんにいってもYシャツのクリーニングでもスターチはどの程度 の固さがいいのか、吊るしがいいのか、それとも折りたたんでほしいのか? サンドイッチを頼めば、マヨネーズ、マスタード、vinegar(お酢) 、レタス、 トマト、オニオンと何を入れて欲しいかを決めなくてはならない。先日もすべて いれますか?と聞かれ、はいと答えた。とにかく初めて食べるのにどんなもの かもわからずしてチョイスはどうする?と聞かれても答えようがない。 つまりアメリカという国はとても個性を大切にする国で、さらにそれはみんな 違って当たり前というのが前提にある。それゆえにチョイスの世界なのだ。 自分の個人的なニーズに合わせてすべてを選択して行けばよいのである。その ためにも自分を知っておかなくてはならない。それに比べて日本の、なんでも いいよ、お任せ、定食でいいなんて自分の個性を無視した方が楽だと思いませ んか?忙しい日本人には選択性なんてめんどっちーって存在かもしれない。
ノーラ・コーリ
|
また、本サイト運営者はここで紹介する個人・会社・団体とは関係ありません。
少しでも有益な情報を共有すべく、ご意見、訂正・追加情報をお待ちしております。
連絡は、
info@marugoto-shanghai.com までお願いします。
サイトに関する情報提供・お問合せはこちらからお願い致します⇒お問い合わせ
広告も募集中です。お問合せからご連絡ください。