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No.892006.09.21

『子供達による劇』

    娘が通っている高校で、今日は舞台の上演だった。さすが、ニューヨーク、 Les Miserable という今でもブロードウェーで行われているミュージカルで あった。このSchool edition という学校向けに演出されたものだった。また またさすがニューヨークと思うことに、プロの演出家、プロの指揮者とオーク ストラ付だった。これにも驚いた。いったいどうやって彼らを雇うことができ るのだろうかと疑問だった。

    ミュージカルは12歳の子どもまで参加し、上は18歳までの高校3年生。 主に高校生である。しかし、子どもたちは高校生とは思えないくらい上手 だった。本当にプロ並みのすばらしい演技力でみなを圧倒させた。それもその はず、彼らはニューヨークっ子として、ブロードウェーにあこがれて育って いる子どももいる。そのため、もう15年も歌を歌っていたり、特別に歌の レッスンを受けていたり、演技においてもずっと演劇部に何年も入っている 子どもたちばかりである。ちょっとした興味半分に参加すると、せいぜい後ろ のコーラスの一部にしかなれない。だが、主役を演じる子どもたちは声も大 きく、発声の仕方もプロ並みで、とても通るまさにミュージカルの声を持つ。

    配布された小さな小冊子は、今日のミュージカルのプログラムではあるのだが、 内容のほとんどは、父母や親戚からの子どもへの激励文で埋め尽くされていた。 しかも、おもしろい表現があるものだ、"Break a leg" という励ましことばが あるのだ。つまり、一時、舞台で事故が起こり、足を折った主人公がいたが、 それでもなおかつ、演技を続け、最後までがんばったということからの由来 である。さらに、宣伝がたくさん入っている。いわゆるスポンサーである。 おそらくかなりお金はかかっているのだと思うが、ステージママならぬ親が 中心となって、資金を集めるのだ。たったの3日間のためにだ。

    今回の Les Miserable はとても長い舞台だった。始まりが7時半と書かれ ていたが、実際に始まったのは7:40pmそして途中9時くらいに15分 の休憩がはいって、10:40pmに幕を閉じた。金曜日、土曜日は夜7時半 からだが、日曜日のマティネは2時からだ。

    劇に出ている子どもたちの友達、親戚などがたくさんきていた。きている ものはみんなカジュアルだった。せいぜいジーンズにトップだ。

    ノーラ・コーリ
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    Nora Kohri
    (Overseas childbirth and childcare consultant)
    info@caretheworld.com
    http://www.caretheworld.com
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書・木村怜由

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