
No.67 ・ 2005.04.24
『ニューヨーク消費者の目は厳しい』
ウェブサイトの情報評価、電話での注文評価、これらが特におもしろかった。よいこ とも悪いこともはっきりと言っている。そのはっきりが本当に感情的にもはっきりと だ。「情報がほとんどない、わずか6分でサイトを出た。」「Frustrating (いらい らした)。1時間近くオンラインでサイトの中を散策していたが、注文にいたるまで がたいへんなステップだ。もういい加減にウェブからの注文を諦め、電話注文に切り 替えた。このことで文句をいったら、電話の注文を受ける人が郵送料を免除してくれ た。それでも同じ品物がふたつも届いた。」「Inconsistent (一貫性がない)。 ショッピングバスケットに到達するまでえらい時間がかかった。それなのに次の日に 同じサイトに言ったにもかかわらず、その日はすぐにわかるようなルートに入れ た。」「わかりやすい。しかし品物のカテゴリーがどれだかがわからなかった。 Luggage collections に入っていて、backpacks and duffels ではなかった。」 さらに実際にバックパックを使う子ども達の意見もかわいかった。それらを正直に新 聞に載せる所のニューヨークタイムズを私は評価したい。「ローラー付きのバック パックは大人が考え付いたいい考えかもしれないけれども、私達はそれに友達を乗せ て運ぶのが一番楽しい。」「ローラー付きのバックパックは確かに便利かもしれない けれども、やっぱりかっこうからすれば、そんなのを教室までもっていくなんてださ くってやってられないわ。」「ローラーで引くバックパックなんてなんか女々しい よ。男としてはカッコ悪くって。」「なにこれ?これじゃ、スーツケースじゃない!」 どうやら大人の考えと子どもの考えにはかなりのギャップがあったようで、視点が まったく違うと言うことですな。これじゃ、この商品は根本的に売れないということ ですな。いささか、まいった、まいった。あはは。
ノーラ・コーリ
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