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No.642005.03.13

『スカンクを見た』

    ニューヨークに着いたその日、ホテルの外で見たのは鹿だった。これにはびっくりし た。え?こんな都会に鹿がいるのか?都会といっても、マンハッタンの郊外で、比較 的森も点々とあるような地域にホテルは位置していました。

    その後、新しい家に着いてからは、今度はりす、またりす、またりすと木を飛び回る りすにたくさん出会いました。これまた、いろいろな種類のりすがいて、大きさも色 もさまざま。しかし、アメリカ人からするとリスは日本人の感覚で言うねずみのよう なもんだとのこと。そして、このリスの死骸については、以前書いたが、道路は渡 る、木から木へと飛ぶ、木の実のからを枝から落とす、さらにはその枝までもかじっ て落とすという始末。なかなか目が離せないやつらです。

    次に、ハリソンに住んでからはスカンクが多いことに気づきました。このスカンクは 夜行性ですから、夜にしか姿を現しません。たまたまなんか白いものが動いていると 思ってみたら、家の庭の前をスカンクが通っていました。どうやら、お気に入りの道 のようで、その後気がつくとよく同じ道を通っているのに気がつきました。このスカ ンクがまた死骸となると周囲数メートルにもおよんでくさい、くさい。車で通ると ぷーんとして、すぐどこかでスカンクが命を絶ったなと気づきます。

    ニューヨークは、Canadian Goose なくしては語れないでしょう。こんなにアメリカ にたくさんいるのにかかわらず、Canadian とはにくいですよね。このがちょうがま たどこにでもいます。ちょっと広々としたあまり人気のないような芝生ですと、それ はそれは何十羽もいて、いつも草をつまんでいます。そして、そのようなところを歩 くときはよーく地面を見ながら歩かないと、ふんだらけです。

    ほとんどいないなと思ったのは、カラス。これは東京都比べての話ですが、本当に東 京のようにカラスはいません。だからゴミ袋を外に出しておいても、カラスが荒らし に来ることはありません。せいぜい荒らしに来るのはあらいぐま。こちらではracoon といいます。これもまた夜行性なので、あまりお目にかかれませんが、荒らしていき ますので、ちゃんと存在感があります。あと、いないなと思うのは、野良猫や野良 犬。野良犬はすぐ通報されます。野良猫のほとんどが飼い猫です。野良猫?と思って も、ちゃんとホームレスの人に飼われていてえさも与えられていたりします。動物を 保護する警察がありますが、彼らの監視の目が厳しいのもその理由かもしれません。

    パークウェーを走っているとときどきお目見えするのは、ground hog というかわい い動物です。これはprairie dog という動物に似ていて、土に住んでいる、大きなも ぐらみたいなものです。ちょこっと顔を土から出していたり、からだを大きく伸ばし て遠くを見ていたり、これもかわいいです。

    最後に、馬。といってもこれは人間が乗っている馬です。野生の馬ではありません。 マンハッタンに出ると、警察官がよく馬を利用してパトロールしている姿に出くわし ます。このあたりもニューヨークならではのユニークさですね。是非、見に来てくだ さい。

    ノーラ・コーリ
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    Nora Kohri
    (Overseas childbirth and childcare consultant)
    info@caretheworld.com
    http://www.caretheworld.com
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書・木村怜由

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