
No.56 ・ 2004.08.20
『え?これなに? 光ってる!ほたるだよ!!』
スカースデールの時は我が家の目の前の公園にぴかー、ぴかーとほのかな光をはなつ 虫がたくさん日の入りの時間に飛んでいました。しかもそのホタルは我が家の庭に もいたのでした。 あれ?なに?わあ、光ってる。うそ〜〜〜!そして子ども達がたいして驚いた様子も なく、「ホタルだよ」と教えてくれました。けれども今や日本のいなかにすら生息 不可能となっているホタルですから、私にとってはまぼろしの昆虫のようで、そのよ うな貴重生物がここNY郊外のしかも我が家の庭に遊びに飛んできているなんて信じら れなかったんです。 娘は目の前の公園に走りに出て、いくつものホタルを手でつかみ取りをしては私達 のもとへもってきて見せてくれました。そのホタルは娘の手の中で何度も光をはな ち、それはそれはきれいでした。 それにしてもホタルは水のあるところにしか生息しないとおもっていたのですが、 けっこう水分の多いこの公園の芝生にも水を求めに来てるのでしょうか。それにし ても、NYのホタルの話しはニューヨーク生活情報収集の中で一度もあがってこない 話しでした。このような情報は子ども達しかもってないのかもしれませんね。
ノーラ・コーリ
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