「NYっておもしろい!」 バックナンバーへ


No.532004.05.30

『木も当然リサイクル』


    ニューヨークはリサイクルの意識がドイツほどはない。消費消費のアメリカを象徴して いるがごとく以前はなんでもかまわずに捨てていたようだ。しかし、近年になっ て市民は、それではいけないと、リサイクルに目覚め始めた。そして驚くのが木のリ サイクルである。2003年、2004年は比較的雪が多くて降水量も多かったが、その前年 はあまり降水量が多くなかったがゆえ、多くの木が枯れて行った。死んでしまった木 は切り倒すしかなく、各家庭では地域管轄の業者に頼んで木を伐採してもらう。

    我が家の三軒先の家の枯れた木も、ある日大きなトラックがやってきて、いったいなんだ ろうとその音に驚いていたら、その場でどんどん切り倒した木をいくつかに切っ てその丸太をそのトラック後方の入り口に入れていくではないか。そしてトラックの 中で木屑(チップ)にしてどこかへもっていくのだ。木もしっかりとリサイクルされている。

    駅、大学構内、病院などの大きな施設にいくと必ず 「再生紙行き」「ごみ」「缶、 びん」とごみ箱が3つほど並んでいる。そしておもしろいことにそれぞれの入口がも のが入りやすい形になっている。そのためたとえば再生紙になるための紙を入れるご み箱の入口は長細い長方形である。缶やびんのごみ箱の入口は丸くなっていてちょう ど缶が入りやすい形になっている。さらにゴミ箱は大きめな正方形の入口になっている。

    おそらく日本でもこのようなリサイクルごみ箱は缶、ごみ、新聞紙と分けられて いてめずらしい光景ではないと思うが、それぞれのごみ箱の大きさには驚く。とにか くごみ箱は大きい。先日見た駅のトイレにあったごみ箱はドラム 缶の大きさである。そこにビニール袋をかけてそれが一杯になる前にもうすでに新し い袋に代えられていく。

    ノーラ・コーリ
    **************************************
    Nora Kohri
    (Overseas childbirth and childcare consultant)
    info@caretheworld.com
    http://www.caretheworld.com
    **************************************

上に戻る



提供情報の正確性・客観性については責任を負いません。予めご了承ください。
また、本サイト運営者はここで紹介する個人・会社・団体とは関係ありません。

少しでも有益な情報を共有すべく、ご意見、訂正・追加情報をお待ちしております。
連絡は、 info@marugoto-shanghai.com までお願いします。


運営&Copyright no border inc. since 1996
サイトに関する情報提供・お問合せはこちらからお願い致します⇒お問い合わせ
広告も募集中です。お問合せからご連絡ください。
「まるごとNY」 
トップページへ
書・木村怜由

NYの医療費も調査。
ニューヨーク旅行ならこの年会費海外旅行保険クレジットカード特集

ニューヨーク関連広告