「NYっておもしろい!」 バックナンバーへ


No.232002.05.12

『コンビニはどこ?』


    そもそもセブンイレブンなんてアメリカから来たというではないか。それなのにここ スカースデールに来ても、コンビニたるものがない。横浜の私が住んでいた地区では ちょっと歩けばコンビニ、ちょっと目を開けばどこからもコンビニが目に入るほどで あった。それなのにここはかなり歩いてもコンビニたるものには決してぶつからな い。さがせどさがせどないのだ。かろうじてスカースデールの駅前にみつけたセブン イレブン。

    しかし入ってみたものの全然日本のコンビニとは違う。まず私が常時お世話になっていた コピー機なんて見当たらない。生活必需品もそれほど整っていない。 なんかちょっと子ども達がおなかを空かせて入るようなところのようだ。そこにはか き氷の機械があったり、コーヒーを入れる機械があったり、すべてセルフサービスで ある。そんなわけで日本のコンビニとはちょっと様子が違う。

    それではアメリカ人はいったいコンビニのようなconvenience はどこに求めているの であろう?あは〜〜ん、なるほど、見つけましたよ。なんとあの大きな大きなスー パーマーケット(こちらでは食料を扱うスーパーをgrocery と言います。)が24時 間営業を行なっていたのです。

    つまりコンビニなどは小さなお店でありながらも駐車場を確保するのは角地でむずかしいのでしょう。 また住宅街にそのようなお店を作られては、閑静な住宅街のイメージがそこねると、 きっと反発を受けるのでしょう。勝手に路上に駐車できないこの町のことを考えると、 たとえコーナーストア(コンビニの別名)ができても住宅街に駐車されては迷惑でしょう。

    それに比べれば大きなスーパーには大きな駐車場があり、そこへ簡単に車を止められます。 車で行動するアメリカ社会のことを考えると当然駐車場を先に考えるとやはりスーパーに 来る方がずっと気が楽なのでしょう。さすが車社会のなせるわざ。 車社会という視点からコンビニの存在を考えてみました。

    ノーラ・コーリ
    **************************************
    Nora Kohri
    (Overseas childbirth and childcare consultant)
    info@caretheworld.com
    http://www.caretheworld.com
    **************************************

上に戻る



提供情報の正確性・客観性については責任を負いません。予めご了承ください。
また、本サイト運営者はここで紹介する個人・会社・団体とは関係ありません。

少しでも有益な情報を共有すべく、ご意見、訂正・追加情報をお待ちしております。
連絡は、 info@marugoto-shanghai.com までお願いします。


運営&Copyright no border inc. since 1996
サイトに関する情報提供・お問合せはこちらからお願い致します⇒お問い合わせ
広告も募集中です。お問合せからご連絡ください。
「まるごとNY」 
トップページへ
書・木村怜由

NYの医療費も調査。
ニューヨーク旅行ならこの年会費海外旅行保険クレジットカード特集

ニューヨーク関連広告