ニューヨークの街角から
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Off Off New York Tours, Mr. 川島 の 『素顔のニューヨーク』 No.25 2003.09.15
『セントラルパークを歩く:プラザホテルからメトロポリタン美術館まで』
公園に入り、5番街に添って北上する。通常天気が良ければ、樹木に囲まれた遊歩道に並ぶベンチにはたくさんの人がくつろいでいる。通路を左(西)に向かうと池があるが、美術館に入場するなら道草は減らすべきである。北上するとすぐにカフェが見えてきて、動物園となる。わざわざ入場しなくても、アシカかオットセイかトドかよくわからないが、そのようなものは覗くことができる。私は久しぶりにこの夏に入った。入場料は大人6ドルだ。このアシカかオットセイかトドに餌を与えるショーが頻繁にあり、楽しんだ。また別館の水槽でペンギンが元気よく泳いだりして、愛嬌を振る舞っていた。子供が一緒なら楽しめるだろうが、どこにでもある動物園である。木に囲まれた遊歩道を北上し、木が少なくなり、芝生になると、公園を東と西に結ぶ、車が通行可能の道路(72ストリート)に出る。 西に向かうと、ベセスダの噴水があり、ザ・レイクと呼ばれる大きな池がある。ここに浮かぶボートはボートハウスというレストラン横で借りることができる。またさらに西に向かうと、ジョン・レノンの死を悼むヨーコ・オノによりデザインされたイマジンと書かれたモザイクが地面に敷かれている。そのまま公園を出ると彼がかつて住んでいたダコタハウスだ。このような行程で公園を楽しむのもいいものだが、どうせなら西に向かう前に少し北上すると小さな池があり、その北にアンデルセンの不思議な国のアリス像があるので、ここまでがんばるのもひとつである。 池には模型のヨットがたくさん浮いていて、なぜかと思うと、レンタルで貸してくれるのだ。1時間10ドルだ。無線コントロールのヨットに混じって鴨も泳いでいる。ここにはカフェもあるので、疲れたら休める。池の北でややわかりづらいがアリスの像はかなりの大きさで、アリスは女子プロレス選手よりも大きい。キノコの上に動物と一緒に座っている。いつも子供がキノコの上によじ登っている。メトロポリタン美術館に向かうならさらに北上する。公園内の遊歩道はクネクネと入り組んでいるので、方向を失い、気がついたら南に戻っていたということもあり得るので、常に5番街を確認しよう。公園の東西を結ぶ79ストリート道路を過ぎると、絵や写真などのお土産を売る売店が並んで、美術館の入り口にたどり着く。三大美術館の1つを堪能しよう。美術館に入らないなら、裏に回ろう。建物のガラスを通してエジプトの神殿や庭園が覗ける。館内から見るのと違った楽しみ方ができる。 プラザホテル前の入り口からメトロポリタン美術館まで、写真を撮りながらゆっくり歩いて1時間ぐらいだ。カフェや売店などは冬季には営業日や時間が変更になる場合あり。
Off Off New York Tours 川島 裕次 |
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