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りばてぃ の・・・ 『ニューヨークの遊び方』
2007.09.21 ・ No. 23

「タクシーに描かれた『お花の絵』の話 Garden in Transit」


    2007年秋のニューヨークで、歴史に残るパブリック・アートの一大プロジェクト が進行中です。芸術としてだけでなく、教育やクリエイティブ・セラピーとして、 学校や病院など地元ニューヨークの子ども達を中心に2万3千人を超える人々が すでに参加!

    どんなパブリック・アートかと言うと、「喜び」、「人生(命)」、「美」、 「直感」をシンボル化した『お花の絵』を描く、というもの。キャンバスとなる パネルは防水シールになってて、子ども達が描いた作品は、後日、ニューヨーク の街中を走るイエロー・キャブなどに貼られます。なので、プロジェクトの名前 は、Garden in Transit(交通の中にあるお庭)。

    参加している子ども達の中には、病院に入院し、重病を患っている子達も少なく ありません。自分の作品がニューヨークの街の中を走りまわり、多くの方々を 楽しませ、喜ばせることができる・・・。素晴らしい!以前、ご紹介した 「生きている証の展覧会」を思い出しますね。

    こういったプロジェクトの目的が共感を呼び、今回は、ニューヨーク市、学校・ 病院関係者、タクシー業界など、まさに街をあげてこのプロジェクトに協力する ことになりました。主催者というか発起人は、もともと重病を患っていたり、 身体にハンディキャップを持つ子ども達にアートを通じてクリエイティブ・ セラピーを行う団体としてはじまったNPO団体で、その名も、Portraits of Hope (希望の肖像画)。これまた素晴らしいネーミングですね。

    これまでに飛行船や飛行機、カーレースの車や巨大なビルなどに子ども達の描いた 『お花の絵』を貼り付ける活動を各地で展開してますが、今回のGarden in Transit のような大掛かりなものは初の試み。でも、NY市に話を持っていったら大歓迎。 ブルンバーグ市長は、昨年セントラルパークで行われたパブリック・アート・ イベントのThe Gates(世界的に有名なアーティストによるもの)を持ち出して、 それに匹敵するとまで記者会見で言ってました。


    (公式サイトでは募金も受付中)

    〔ご参考情報〕
    ・Garden in Transit(Portraits of Hope公式サイト内のコーナー)
    〜なんと、テーマソング("Let's Celebrate New York")まであります。

    このお花、よーく見ると色を塗った子の名前も。手が動かない子は足で、手も足も 動かない子は口に筆を加えて描きました。パブリック・アートはそれを見る人々に 様々なインスピレーションやモーティベーションを与えてくれるものですが、 そういう意味ではあのThe Gatesに匹敵するどころか、こっちの方が何万倍も素晴ら しいと思います。

    2007.09.21


    りばてぃ
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書・木村怜由

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