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ICS AMERICA カウンセラー Ms. 鬼沢の
『NY発・・・おもしろコラム』(No.38) 2007.08.26
面白コラム・NY発 News・知って得する留学情報

    
    
    
    ★New York 発 News
    
     
    ・不妊症キット発売
    
    米食品医薬品局(FDA)認可で処方箋なしで購入できる、不妊症かどうかを自分で
    チェックできるホームキット(ファーテル)がドラックストアーのオンラインなどで
    販売された。
    このキットはイギリス、ジェノシスオンライン社が開発しイギリスとアイルランドで
    は1年前から女性用と男性用が販売されている。
    男女とも一般的な不妊原因を簡単にテストするもので、結果は女性で30分、男性で80
    分で出る。専門家はホームキットは一部の問題しかチェック出来ないが、医者に行く
    のが精神的にも時間的にも大変というカップルには、初期テストとして便利であると
    言っている。
    
    
    ・Webランキング情報
    
    業界向けのウエブサイト「tablesetter.com」で、ニューヨーク市のレストランで働
    くウエイターは、いくら稼ぐのか?が載っている。
    このサイトはイタリアレストランでウエイターをしているジェフリー・グリーンバー
    グさんが始めたもので、ウエイターは履歴書や自己PRを載せる事が出来、レストラン
    経営者はそこからスカウトすることも出来るようになっている。
    これによりとニュヨーク市内レストランのウエイターで最も稼いでいるのは「グラン
    ド・ティア」で、1週間のチップ・時給の平均収入が1729ドル、2位「タオ」で1353ド
    ル、
    3位「ブルーフィン」1256ドル。
    
    
    ・NY市保健局調査結果
    
    ニューヨーク市保健局は、市内の糖尿病患者数と死亡率が、1990年から2003年ま
    での間に70%上昇していると発表した。
    市内の患者数は、糖尿病と診断された人が50万人以上、この他推定20万人が糖尿病で
    あることを知らずに生活をしていると見られている。
    糖尿病の患者は経済レベルと比例しており、症状が悪化している人は富裕層と比較す
    ると貧困層が10倍になっている。死亡する確率も黒人患者が白人患者の3倍になって
    いる。
    市保健局は、市内の医師と協力し、患者の血糖値をモニターするシステムを充実させ
    るように働きかけている。
    
    
    ・女性の消防士志願者急増
    
    市消防庁によると、今年は昨年の60%増の1400人の女性が市消防庁への就職を
    志願しており、その内800人が資格試験を受けた。
    現役の女性消防士は約30人で、女性用のトイレや施設を備えた消防庁は127ヶ所に
    なっているが、今年中にも更に10ヶ所増やす計画である。
    
    
    ・低所得者プロジェクト
    
    ニューヨーク市は、良いことをしたら現金が支給されるという貧困対策プロジェクト
    の詳細を発表した。
    これは低所得者層を対象にしたもので、低所得である為に予防接種を受けずに、この
    ために病気になりやすく仕事が続けられない為に一層貧困状態が続く、といった悪循
    環を断ち切る為の対策と考えられている。
    学校のPTAに参加をすると$25、95%以上学校に出席すると、1ヶ月で$25、半年
    に1回歯科医の診察を受けると$100、高校を卒業すると$400、フルタイムの
    仕事を持っていると1ヶ月$150・・といった、特定の行為に対して現金を支給す
    るという内容。
    同様のプロジェクトはブラジルやメキシコではすでに実施されており、成果が得られ
    ているという。
    市では5300万ドルを目標に民間の資金集めをし、今秋より14000人を対象に試験的に
    実行する予定で、低所得者の生活態度を改善することで、貧困問題を解決するのが狙
    い。
    ブルームバーグ市長は、「低所得者が将来について考える金銭的な支えになり、将来
    の見通しを改善することにつながる」と話をしている。
    
    
    ・ELA試験結果
    
    全米の主要な州を対象にEnglish Language Arts(ELA)のテストを実施しているが、
    英語と数学の統計が発表された。
    統計によると、数学のテストの成績は学年毎に波があるが、英語読解テストの成績は
    
    全体的に上昇傾向にあるという。
    ニューヨーク州8学年の英語読解テストは、全米24州中3位、4学年も全米32州中
    9位だった。数学は8学年が36州中13位だったが、4学年では33州中29位だった。
    
    
    ・主要都市の生活費調査
    
    マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング社が生活費の高い都市ランキン
    グの発表をした。
    この調査は、世界143都市で住宅費、交通費、食費など200項目以上を調査しランキン
    グにまとめたもので、多国籍企業が海外駐在員の給与を決定する為の指針にもなると
    いう。
    
    1位、モスクワ(ニューヨークの約35%増)
    2位、ロンドン(ニューヨークの約26%増)
    3位、ソウル
    4位、東京
    
    ニューヨークは昨年10位から、15位に下がった。原因としてはユーロが上昇し米ドル
    が下落の影響もあるとしている。
    
    
    ・ブッシュ大統領支持率
    
    ニューズウィーク誌世論調査によると、ブッシュ大統領の支持率が就任以来最低の
    28%を記録した事が明らかになった。 2008年の大統領選で共和党指名候補に悪影
    響を
    及ぼすと思われる。民主党大統領候補のヒラリー・クリントン議員と共和党大統領候
    補のジュリアーニ元ニューヨーク市長では、ヒラリー議員が49%の支持率、ジュリ
    アーニ候補が46%の支持率だった。
    反対に過去最も偉大だった大統領との質問には、レーガン大統領、クリントン大統領
    が同率。
    
    
    ・都市別ランキング
    
    大手クレジットカードのマスターカードが世界経済への影響度などを基準に主要都市
    別「重要度」ランキングを発表した。政治体制、経済の安定度、ビジネス遂行環境、
    金融環境などを基準に世界63都市を対象にランクをつけた。
    
    1位 ロンドン、 2位 ニューヨーク、3位 東京、4位 シカゴ、5位 香港、6位 
    シンガポール、7位 フランクフルト、 8位 パリ、 9位
    ソウル、10位 ロサンゼルス 11位 アムステルダム。
    
    
    ・NY市2005年人口統計
    
    ニューヨーク市でメキシコ出身の母親から生まれた新生児数が、2005年、移民の子供
    としては最大の8234人になっていたことが人口調査でわかった。
    市内の移民の出身国は、1位 ドミニカ共和国、2位 中国、3位 メキシコになって
    いる。
    
    
    ICSアメリカ 留学部門からの"知って得する留学情報" 今回はお休みです。
    次回は私立学校についてお話します。
    
    鬼沢
    
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    ICS America 鬼沢寧子
    Mail:icsamerica@gakuseijoho.com
    ICS AMERICA :http://www.gakuseijoho.com/
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