ニューヨーク・ブラックカルチャーfromハーレム

New York Black Culture Trivia 2007.03.26
堂本かおる の 『from ハーレム』 (No.82)
「写真館 レゲエシンガー from ブルックリン」
そんな中、ルイール4月号は75ページのジャマイカ大特集を組み、かなり好評 だった様子。その4月号が出る頃に私が何をしていたかと言うと、ブルックリン で、ジャマイカ出身ではなく、セント・ヴィンセント出身のレゲエミュージ シャンにインタビューをしていたのだ、ルイール5月号のために。 以前から顔見知りだったオジー・デリモア氏がセント・ヴィンセント出身の レゲエシンガーだと知った時に、ちょっと面白いなと思った。 My Space(アメリカ版ミクシィ)にアップされているデリモア氏の歌を聴くと、 本格的なルーツシンガーであることが分かった。しかも上手い。ソウルフル。
そういえば昔、セント・ルシア出身のラスタマンも近所にいた。トリニ、セント
・トーマス、セント・クロー、ドミニカ、プエルトリコ……カリブ海の島々には
まんべんなくレゲエが浸透しているのだ。去年はアフリカ、コートジヴォワール
出身のレゲエシンガーにもインタビューした。ジャマイカ以外の国のレゲエを
集めた『クルーシャルレゲエ fromアウトサイド・ジャマイカ』というコンピ
レーションアルバムもあり、デリモア氏の曲も収録されている。 こんなことからデリモア氏にインタビューしてみようと思い立った。現在の 日本のジャマイカブームを考えるとハズしているのかもしれないけれど、 ライターとして、いつも世間の主流にちょっと意義を申し立ててみたいのである。 ところがインタビューをしてみると、結果として彼がヴィンシー(セント・ ヴィンセント人)であるかどうかは問題ではなく、オジー・デリモアは確たる コアを持ったひとりのラスタファリアン、ルーツシンガー、ギタリスト、 そして父親であり、はたまた人生をエンジョイする達人でもあることが分かっ たのだった。ーendー
ルイールのインタビュー記事には使わなかった写真に
LUIREルイール5月号(リットーミュージック刊)
==============================
U.S. FrontLine 3月第4週号 3月26日(月)発行
アメリカは日本以上の学歴社会? 大卒でなければ貧困に?
※米国内のみ発行ですが、記事は以下のサイトで読めます
2007/3/26 |

少しでも有益な情報を共有すべく、ご意見、訂正・追加情報をお待ちしております。
連絡は、(株)no borderお問合せフォームからお願いします。
運営&Copyright no border inc. since 1996
サイトに関する情報提供・お問合せはこちらからお願い致します⇒お問い合わせ
広告も募集中です。お問合せからご連絡ください。