ニューヨーク・ブラックカルチャーfromハーレム
New York Black Culture Trivia 2011.10.23
堂本かおる の 『from ハーレム』 (No.109)
チャイナタウンの英語 〜 移民と1.5世と二世
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ ■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆ 「ハーレム・ジャーナル」 チャイナタウンの英語 〜 移民と1.5世と二世 2011.10.23 Sunday ■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆ ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ チャイナタウンに行く。 マッサージ屋の女性は30代に見える。 英語をほとんど話さない。 30分コースかと指を3本立てて尋ね、 客の肩が凝っていると「コンピューター、エブリデイ?」と訊く。 帰りに寄った新し目のベーカリー&カフェの店員は ティーンエイジャーの女の子。 アメリカ育ちの英語を話す。 もしかすると1.5世かもしれないけれど。 (1.5世=子どもの頃に移住し、アメリカで教育を受けた移民) チャイナタウンからミッドタウンに向う地下鉄に乗ると、 目の前に20代前半のカップルが立つ。 男性は中国語訛りのない完全なニューヨーク・イングリッシュ。 女性は中国語訛りのある、けれどアメリカ育ちの英語。 しかも今時の若い女性特有の語尾を上げる話し方。 マーサッジ屋の女性とベーカリーの店員、 特にマッサージ屋の女性は ほとんどチャイナタウンを出ずに生活しているはず。 カップルはチャイナタウンに暮し、 チャイナタウン以外にある学校に通い、 仕事をしているように思える。 中国系に限らず、 ラティーノであれ、ウェストインディアンであれ、 西アフリカ系であれ、 どこから来ようと 移民と移民がアメリカで生んだ二世たちの話す英語と暮しぶりは、 とんでもなく多様性に満ちている。ニューヨーク・ハーレム・ジャーナル
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