上海の広東料理 翡翠酒家/ 帰国前に食べたい店(5)
2008-06-23上海残り1ヶ月で食べるべき店第五弾。翡翠酒家です。 ここに来てやっと中華の店が登場。中華の店は紆余曲折を経て現在はこの店におちついています。 中国に来た頃は、まず中国独特の調味料に慣れて味の標準というものができあがるまでしばらく掛かりました。
そして上海料理、杭州料理、四川料理、湖南料理、寧波料理など、地域ならではの料理が分かるようになり、 店による味の差というのも分かるようになりました。
そうなれば、メニューを見ればそれなりにアタリハズレが分かるようになってきて、 注文するのにミスが減ってきたという感じで進化してきました。 まぁこのアタリハズレ観念は良し悪しで、チャレンジ精神がなくなってどの店にいっても 同じような料理を頼むようになるという弊害はありますが。
さて、今日はとなりのS氏をはじめとする5名で翡翠酒家へ。食べたい店を着々と消化させていただいています。 翡翠酒家は広東料理の店です。 結局は私の中の中華の美味しい店、というのは広東料理に落ち着いてしまうようです。 広東料理は海鮮も豊富。味付けも薄味ながら干し貝柱等の乾物の味わいが随所にプラスされていて、 中華の奥深さを感じさせてくれます。
上海料理も嫌いではないですが、魚介の点が川魚なのと、独特の甘さが堪能できる料理は 紅焼肉以外にはそれほど多くない気がします。
まずは冷菜。広東・香港料理の店ではチャーシュー系の"脆皮〜"とか"蜜汁〜"とかの名前の冷菜は 絶対美味なので絶対に頼むべき。 その他、今回は写真に載っている名物料理を中心に注文しましたが、 どれもさっぱりとしながらコクとうまみが感じられて堪能させてもらいました。
締めにはもちろん、汁あり坦々麺は欠かさず注文。ぐりぐりとかき混ぜると沈殿した ピーナッツペーストが麺に絡みつきます。ピーナッツのこってり味と薄めのスープ、 そして唐辛子の辛さが美味しくてぐいぐいと麺を飲み込んでしまいます。 あ〜もうしばらくこの味はお預けだなぁ。 この店のネックは閉店が早い(ラストオーダー21:30)ことと、食べ終わってからのタクシーが捕まりづらいこと。お早めにどうぞ。
★★★★★(5) 翡翠酒家 上海市淮海中路300号香港新世界大厦B110室 Tel: 021-6335-4188
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