蘇州旅行
2009年04月13日 こんにちは!ワシントン・インのフロントスタッフの黄と申します。 今回は蘇州を紹介いたします。蘇州は昔の建築が ほとんど無傷のまま残されてきた街です。上海〜蘇州まで は30分に一本の列車が出ています。上海から蘇州まで 40分掛かります。交通の便がとてもいいです。 蘇州には古い街と新しい街、二つあります。私は先週 古い街の方へ行きました。虎丘、寒山寺、留園、拙政園 等が有名です。 虎丘は春秋時代、蘇州を都とした呉王阖闾の墓です。 埋葬して3日後、お墓の前に白い虎がしゃがんでいたと いう言い伝えと、お墓全体が虎が座った姿の様でもある ことからこの名がつきました。虎丘の頂上には斜塔が あります。ピサの斜塔同様意識的に斜めに建てたもの ではありません。地盤沈下のため傾いているのです。塔芯が15度ほど西北の方に傾いています。 蘇州郊外の寒山寺は唐の張継の詩「風橋夜泊」に よってよく知られています。唐の時代、天台山に いた名僧寒山がこの地に移り住んだことから、その 名がついたといわれています。鐘の音は素晴らしく 一回つくと、約二分間も続き、また、この鐘を一突き すると10年も若返るといわれており、日本からは 除夜の鐘をつくツアーが一番多いです。 中国では昔から「江南の庭園は天下一、蘇州の 庭園は江南一」といわれています。 その中で明代の拙政園、清代の留園芸術的風格の ある庭園が有名です。 拙政園は東、中、西園の三つに大きく分けら れています。 水を主体として構成されており、全体の5分の3を 池が占めています。建物のほとんども水辺に 建てられています。 留園の中部は池水を主体とし、築山に 囲まれています。東部は建築物が主体で、西部は 自然の景観が主体です。北部は田園風景が 主体です。各建築物は曲折の多い廊下でつながって います。廊下の長さは700Mにも及びます。 また曲廊には、一つ一つ異なった模様の 透かし窓があり、「花窓」と呼ばれます。 私は先週蘇州に行きましたが非常にきれいでした。 皆様もお時間がありましたら是非、旅行に いってみてください。
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カテゴリー:上海長期滞在の楽しみ方