上海の英会話学校はイケテル
2007.06.18 最近、日本では大手の英会話学校の詐欺のような営業手口が問題になっている。 会社ぐるみで数字を出したかったのは経営者としての気持ちは分からなくも ないが、あそこまでの規模の会社があんなことしたら、普通は再起なんてない。 以上。 のはずだが、それでも離れない日本の優しいお客さんにはびっくりする。全く 理解できないけど、大きいものを信じる習性でもあるのかな。。 分からない。。。。 財務の内情を知っている会計士に話を聞くと、相当程度のようだ。守秘義務との 関係で言えない部分もあるが、嘘を言うのはやはりよくないかなあ。。 上海の某英会話学校の社長に会う機会があった。中国人。学校数は上海で10 程度。といっても、駅前の雑居ビルでせせこましくやっているわけではなくて、 一つの教室だけで、ドカンと3000平米を誇る広さだ。 日本でいうと大学に近い感覚。 値段は1年間で1●万円を前払いする。中国の人々から見るとまあ結構な 値段だ。 でもサービスがすごい。 まず、授業は受けたいだけ受けれる。生徒数・講師数・授業数のボリュームが 大きいから、例えば毎日行って毎日7時間の英会話の授業を365日受けること だって出来るのだ。予約ができないなんていう変な状況もないし、行っただけ ポイントが減るようなリアルな算式もない。やりたいだけやれるシステムが 勉強には最も適していると思っている。 雑念を排除して勉強できるシステムを作るには、授業量に応じて課金する システムでは難しいと思う。あくまで消費者的視点ではあるが・・・。 そして、サービスは教室だけに留まらない。並行してネット上で授業サービス を展開している。音声機能付の復習サービスで、宿題も課せられる。電話での サポートも万全だ。 オンラインとオフラインを駆使した授業展開。 口コミ人気もなかなかのもの。 イケテル学校だと思った。。。 万来、上海は欧米人がいっぱいいる。インフラ不整備の問題は各種あるけれども、 欧米人にとってもやはり魅力的な町なのだろう。同じアジアでも日本ではこの ような町はない。この差はでかい。。 実はこの学校内で飲食物の販売を計画している。 学校は広くて整備されているけれど、飲食サービスは内包されていない。 私なりの提案はしたけれど、ライバルはスターバックス。 資本では負けるけれど、資本だけじゃないと信じて自分の道を進みたい。。 まあしかし、中国の若者も円の回復の見込みのない日本の言葉を学ぶより世界標準 の英語や今後のためのスペイン語を学ぶ方がいいに決まってるなあとつくづく考え てしまう。 合理的に考えても日本語を学ぶ時代は過ぎた感がある。 Mr.ODA ========================================= 上海と日本を半々で過ごす公認会計士が 上海で中国人向けのカフェを開くために 奮闘。その素人出発の奮闘記を人生論を 交えてブログに綴っています。 ●ブログ:http://ameblo.jp/shanghaiproject/←閉鎖 ========================================= 「公認会計士を捨て、上海でカフェを開く」 目次へ
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