上海で就職。人材紹介会社の使い方1

上海で就職。人材紹介会社の使い方1

上海で就職活動をする場合、
直接、企業に連絡することは、あまりありません。
"人材仲介業者(人材紹介会社)"を通して
就職先を探すことがほとんどです。

そのため、人材仲介業者をうまくセレクトしなければ、
効率の悪い就職活動をする羽目になります。
無駄な就職活動をすることのないよう、
人材仲介業者の利用のポイントを、ここではまとめています。

1:内定までの流れ

(1)インターネット・電話にて人材仲介業者に連絡
(2)人材仲介業者との面談
(3)企業を紹介される
(4)企業へ面接を受けに行く(一次面接、二次面接)
(5)最終的な就業条件を、企業と交渉する
(6)人材仲介業者(または内定企業)にて内定書へのサイン
(7)内定おめでとう!

というのが基本的な流れです。

2:仲介業者への登録

現在、大きく分けて3つの登録方法があります。

・WEB上から一括登録
・各種フリーペーパー内の広告にメールや電話番号の掲載
・仲介業者のホームページに直接アクセス

3:できる人材仲介業者。できない人材仲介業者

私の場合は、たくさんの仲介業者に登録したため、
各仲介業者の対応を、いろいろ体験することができました。
そんな仲介業者の対応をご紹介します。

(1)メール連絡した後の対応の差

仲介業者によっては、30分もしないうちに連絡をくれるところもあります。
翌日に連絡をくれるところが多いでしょうか。でも、大きく違いが出るのが
連絡方法なんです。

(a)先にメール連絡、その後に電話連絡。
(b)先に電話連絡、その後にメール連絡。
(c)メールのみ。

(a)か(b)をしてくれる仲介業者は、問題なしです。
問題は(c)。

電話をするのが失礼、またはメールで足りる内容に対して
わざわざ電話をかける必要はない、という意図があるのかもしれないのですが、
メール連絡だけでは、ちょっと困りますよね。
忙しい就職活動中に、常にメールを見られる環境にいるとは限りませんから。

やはり、電話を一本くれる仲介業者が良いと思います。
仲介業者からすれば、「メールで連絡してるのに!」という感じかもしれないですが、
求職者側からすると、「毎日メールチェックできるとは限んねーよ。忙しいんだから」
という気持ちになります。そのへんを、理解してくれる仲介業者かどうか、という部分は、
小さいことですが、「使いやすい業者かどうか?」という部分で、差になっている気がします。

(2)履歴書などの指定フォームが使いにくいことがある

人材仲介会社のメール内容には
「必ず履歴書と職務経歴書を添付して返信してください」
と連絡事項がついていることがあります。そして、
仲介業者によっては、指定の履歴書&職務経歴書がメールに添付されていて、
それに入力を求めてくる場合もあります。この指定フォームが意外と落とし穴。

自分が事前に作った資料(履歴書や職務経歴書)がすでにある場合、
わざわざ再度入力しなければならないためです。面倒なんです。

テキストをコピーするだけでしょ?と考えられる方もいるでしょうが、
例えば、仲介業者が送ってきた資料が、ワードで作られた雛形だった場合、
入力していくうちに罫線などのフォームが崩れてしまい、調整に時間がかかります。
(私は調整途中で入力を諦めました。)
そのような入力作業をたった一社のために、やってられません。
求職中の貴重な時間だからです。

こういうことを理解してくれていない人材仲介会社もあるのです。

求職者の立場で言うと、
先に連絡をくれた仲介業者、そして、資料が提出しやすい仲介業者から、
面談スケジュールを入れていきますよね。
このへんは、この文章を読んだ仲介会社の方に知ってほしいのですが、
仲介業者からの第一報が遅れれば遅れるほど、
そして、面倒な入力作業が多ければ多いほど、求職者に嫌われてしまうのです。
余計なお世話ですが仲介業者にとっては、機会損失に繋がってしまうということを理解して、
改善してもらいたいと思います。

(3)仲介業者の面談時の対応

約30分から1時間30分程度の面談の中で、日本人もしくは中国人(日本語可)の担当者と
履歴書、希望する職種について面談があります。

これは条件、希望する職種などの話し合い、中国語会話テスト
(中には筆記テストを実施する仲介業者も)を行います。
面談内容、テストそれらを総合して、条件に合う職種を案内。

仲介業者も売り上げアップのために色々な人材を企業に紹介をしたいところでしょうが、
あまり語学レベルや業種が異なるアンマッチな人物を紹介しても、
企業からの信用・イメージも悪くなります。
そのためなるべく面談に時間を割き、求人者分析をしているような気がします。

(4)面談なしの仲介業者は避けましょう

なんと、仲介業者に面談へ行かずに企業を紹介してくれるところもありました。
基本メールのやり取りのみ。こちらからお願いすれば面談も可能なのでしょうが、
面談もせずに紹介してしまう、というスタンスに、ちょっと疑問を感じてしまいます。

面談なしなので、語学チェックテスト、求職者個人の雰囲気、
その他、詳細な希望についての情報は、なし。それで、企業を紹介。
確かに、結局は条件のよい内容の企業をセレクトするだけなのかも知れませんが、
一度も顔を合わさずに、というのは、やはりちょっといただけない方法だと思います。

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