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中国コンサルタント・THレポート
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No.03 2006.07.16
「中国でのセクハラと酒の上での話」
最近、米国進出している大手自動車メーカーでのセクハラ事件が、大きく報道
されたが中国進出日系企業ではどのようなことが起こっているか述べてみたい。
中国語では、セクハラのことを【性騒?】Xing Sao Raoと書く。
中国では、天の半分を女性が支えていると言われているように女性の社会的
地位が高い。特に上海進出日系企業においては、上海男性が頼りない面もあり
女性が大活躍している。出産1週間前であっても仕事が忙しければ出勤するし、
出産後3ヶ月程度ですぐに職場復帰してくれるほど責任感の強い女性も多い。
そんな日系企業で働く中国女性に、どのような時にセクハラと感じるかと聞いて
みた。
1.直接体を触られること⇒飲み会や食事会で写真撮影するときにいきなり肩を
抱き寄せられたり、酔ったふりをしていきなり手を
握ってきたりすること
日本人男性社員⇒親愛の情を示しており体を触ることが目的ではないと思っ
ている。が相手側の受け止め方は違う。
2.言葉によるもの⇒君は、僕の中国での彼女だとか、今晩二人で飲みに行こう
か等々
日本人男性社員⇒その場を盛り上げるための雰囲気作りと冗談のつもりだが
相手側の思いは違う。
3.男性スタッフが、インターネットで黄色(HP)を見ていることを見つけた時。
日本人男性社員⇒ちょっとした息抜きのつもりが、見かけた中国人女性スタ
ッフの思いは信じられない思いを持っている。
4.日本人男性スタッフにカラオケの女の子から電話が入り同伴出勤やデートの
約束をしている場面。
日本人男性社員⇒どうせ日本語で話をしているからわからないだろう。
(これは表情や電話の話し方で回りに雰囲気が伝わるものである)
軽蔑と非難の目が集まっているにも関わらず気づかない。
上記のような状況から中国人の女性スタッフは、日本人スタッフが中国人を軽視
しているとまで思い込んでしまう。
◎中国人を馬鹿にしているのか、自分たちは日本カラオケのホステスではない
◎日本でも同じ事をするのか?女性軽視である。
こんな日本人達と仕事をすると憧れて入社した日系企業に幻滅するし日本人への
見方も変わってしまうとの厳しい発言もある。日本では、酒の上での話とセクハラ
については、寛大なようであるが、十分に注意する必要がある。中国の女性スタッフ
だけに限らず、中国の男性スタッフからも宴会で日本式な馬鹿騒ぎに嫌気をさして
いるスタッフも多い、日本の大学生のような芸能人を真似たような馬鹿騒ぎや
エールの強要など、日本人にしか理解できないような騒ぎに嫌気もさしている。
このあたりはさしずめパワハラであろうか。
中国進出日系企業では、日本のマスコミに報道されるようなセクハラ報道は見られ
ないが、潜在的には上述の話からもわかるように非常に身近なところに隠れている
かもしれない、一度自分の会社や現地法人についても見直してみてはどうであろうか。
2006年07月16日
T.H.
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