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中国コンサルタント・THレポート
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No.01 2006.05.27
「中国コンサルから」
2005年の中国進出日系企業数は、3269社(日中投資促進機構HP)と引続き高水準
を保っている。(2004年/3454社・2003年/3254社)昨年は、反日デモの影響も
あり対中投資が大幅に減少するかと思われたがそれほどでもなかった。
昨年、上海近郊の開発区を訪問する度に開発区管理委員会の誘致責任者から
日系企業の進出が大幅に減少したとういう話を訪問の度に耳にした。要因は
反日デモであるかのように言われているが、実際はどうなのか?
私の経験からお話をさせていただくと上海市での製造会社設立の相談が大幅に
減少し、商社会社設立と駐在員事務所設立の案件が大幅に増加した。その流れは、
商業弁法(8号令/2004年12月公布された卸売り・小売企業設立の規制緩和)の
公布により商社設立の要件が大幅に緩和されたこと、また製造会社として進出
すべき企業の進出が一段落したことが大きな要因と思われる。駐在員事務所設立
の増加要因としては、中国に製造拠点を設立した納入先向けのサービス拠点整備
が主なようである。
このような状況のもと様々な日系企業が中国へ進出していいるが、進出後の
様々な話が日本へ伝えられているが、中国現地にいるコンサルタントとして
中国進出企業に何が起こっているのか、感じたことや見たこと体験したことを
皆様にお伝えさせていたきたく筆をとらせていただく。
2006年5月21日
T.H.
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「中国は特殊な国??(1)」
コンサルをしているとクライアントからは、いつも中国は法律がころころ変わる、
お役所は官僚主義、コネがないと何も進まない人治主義の国、こんなやりにくい
国はないとの話がでるが実態はどうかなのか?
私の父は大阪で小さな貿易会社を営んでいたがその父に中国では、上海と広州の
税関で同じものを通関しても場所と担当官により関税率が異なる、このような
不合理は中国独特の人治主義の権化である話をしたことがある。父からは、
日本の税関でも昭和50年代以前は同じような状況である。通関場所によって
考え方と解釈が異なり同じ物を輸入しても関税率が異なっていた。(ちなみに
現在ではそのようなことはないようであるが)我々中小企業は、当然場所に
よって関税率が違うことを意識し商売していた。
まさに目から鱗とはこのことである。ただ、単に関税率が異なることを非難
していないか?関税率が異なることから商売へ繋ぐ発想したのか?投資した国
や商売している国で制度や法制批判だけを行っていないか?その国に合った
ビジネスセンスを磨かなければ儲ける以前に会社運営もおぼつかなくなるのでは
ないか!!我々日本人から理不尽に見える部分は逆にビジネスチャンスに繋がる
と考えてみてはどうかと思われる。
2006年5月21日
T.H.
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