体験談 (その7)

体験談 (その7)



体験談(No.6)
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上海体験談(目次)


上海から帰ってきた方からの【私の上海体験談】(No.7) 上海から帰ってきた人たちから頂いた、上海最新情報をそのまま掲載させて頂いております。あなたも「上海体験談」 をお寄せください 。そのままこのコーナーに掲載させて頂きます。なお、掲載させていた情報については、その著作権は「まるごと上海」に属しますことをご了承ください。
(33) 2002.08.15 読者のHiさんから頂いた体験談、「虹橋空港から市内へのバス情報」 (32) 2002.06.24 宝塚のゆきおさんから「百楽門大舞庁で社交ダンスを踊って来ました!!」 (31) 2002.05.26 上海に留学中の彩子さんから「上海留学生活の実情」 (30) 2002.05.01 浦東にお住まいの後藤さんから「昨日起こった信じられないお話」 (29) 2002.02.12 読者のKiyoshiさんから頂いた「申告用紙の記入」について (28) 2002.02.05 読者のhayashidaさんから頂いた「上海の珍体験」レポート (27) 2002.02.03 京都の櫛田さんから、新天地の「新吉士酒楼」の感想 (26) 2001.12.03 兵庫県加古郡の上山さんから、「迷奇を買ってきました」 (25) 2001.09.02 上海のBOROさんから、「日帰りで楽しめる周庄のご案内」 (24) 2001.07.10 再び京都の林田さんから、「タクシーに忘れ物!返ってきました事件」 (23) 2001.06.24 大阪の 火鍋おやじ から、「歩き方と遊び方の詳細レポート」

(33) 2002.08.15 読者のHiさんから頂いた体験談、 「虹橋空港から市内へのバス情報」

2000年9月に投稿したHiです。二度目の上海は虹橋空港利用でした。そこから市内へ のバスの情報です。 虹橋国際机場(橋と際と場の字は微妙に日本と違うが通じると思います)近くから一 番安いバスが出ていますが、さすがに探しにくいせいかこれを詳しく書いてあるHPは ほとんどありません。やっと見つけたそのバス路線番号も、変更されたのか入手した 情報とは異なっていました。私が利用したのは925番です。 空港からそのバスターミナルへの場所は分かりやすくはありません。 国際線の出口を背にすると右斜め直線距離100mぐらいの所に大きめのホテル (名前失念。調べてHPに書いておきます)の文字が見えます。 自分とそのホテルを結ぶ線を三角形の斜辺とするとその対角(短い二辺の交点)あたりにターミナルは有ります。 いっそホテルに入ってフロントで訊いた方が迷わないかも知れません。 HPの写真を参考にしてください。 http://w1.nirai.ne.jp/shousei/ 特記します。 空港で目を付けられるとえんえん150mぐらいは客引きが付きまといます。 絶対に目を合わせない、話をしない、立ち止まらないことです。 ここと西安の兵馬俑とベトナムの車夫は私が出くわした客引きワーストスリーです。 こういう粘りに日本人は負けてカモにされるのだということが実感できる機会でもあ ります。精神力の鍛錬になるでしょう。 バスの終点は人民広(中のムが無い)場(レンミンクアンチャン)だからゆっくり窓 の外でも見てください。終点からはどこにでも地下鉄で移動できます。 925の新しいバスは電光掲示板に流れる漢字とアルファベットの停留所表示を録音テープで読み上げ、 しかも車掌まで居るという親切さです。 二度目は途中で下りたかったのでターミナルで乗り込んだときに車掌に地図や住所を見せて頼みました。 でも落ち着いてバス内の表示を見ていれば分かります。(電光掲示板が有れば) 空港から終点の人民広場まで一人4元(60円ぐらい)でした。江蘇路までは3元。バス 停の表示では市内1元のバスもあるようですが私が乗ったバスはどれも2元でした。 バスの表示は分かりやすい。現在の停留所名の上に点が打たれています。右側通行。 バス停の間隔は場所によって不安になるほど長い場合があります。 「混んでいたら人を介して車掌にカネを渡す」「ワンマンの場合お釣りを後から乗り 込む乗客のコインを勝手にふんだくって調整する」のはアジア各都市と共通です。 中国の空港は国際・国内線を問わず出発時に犯罪的金額の利用料金を取ります。90元 くらいはカネを残しておかないと悲惨なことになります。

(32) 2002.06.24 宝塚のゆきおさんから頂いた体験談、 「百楽門大舞庁で社交ダンスを踊って来ました!!」

体験レポートを報告します。何かの参考に・・・・ 山野邊さんのアドバイスを参考に 上海の百楽門大舞庁へ一人で行き 社交ダンスを踊って来ました。 上海一といっても、それほど大きいホールでは なかったと言うのが第一印象でした。 フロアに比較して客席は広かったですね。 まず困ったのは言葉でした。 当方、中国語は全く駄目です。 一部のウエイター以外英語も通じません。 でも、何とか、入場し(30元でした) 席に案内されましたが、確かに7割がカップル客で パートナーを見つけるのは困難でした。 ウエイターに頼んでもなかなか踊れませんでしたが 数人で来ているグループもあったので、勇気を出して 申し込んでみました。最初から一発OKだったので ほっとしました。1曲ずつ終わるのでその度、 申し込みましたが結果は8割方OKでした。 上海の女性、背の高い人が多く、165Cmの私より 高い女性も半分近くいたようです。 また、日本より、ダンスをやってる人の平均年齢も若いです。 ただ、全般的に言えることは、日本の英国流ボールルーム ダンスと踊り方が少し違い、中国風にアレンジされていました。 ラテンは特に合いにくかったですね。 また、二人でチークダンスを楽しんでいるカップルもチラホラ。 まだまだ、本格的な社交ダンスには遠いと思いました。 ワルツにしてもキューバンルンバにしてもまだまだ グローバルスタンダードには遠いといった印象でした。 特にタンゴはレベルが低く、ダンスをかなりやってるような 人でも、ステップをあまり知らないようでした。 反対にウインナーワルツは全員上手でした。 というわけで、ほんとにダンスをきっちり踊るには無理が ありましたけど、言葉は通じなくとも、ダンスという国際標準 はそれなりに通じたので初期の目的は達成したと思います。 異常、報告させていただきます。 アドバイスありがとうございました。 【参考】 早速、確認しましたところ下記のダンスホールがありました。 しかし、パートナーを探すのは大変だと思いますけど。 静安寺にある「百楽門大舞庁」は上海で一番有名と言われております。 英語名:Paramount。 場 所:愚園路218号 電 話:6249-8866 営業時間:午後 1:30〜5:00 夜間 19:00〜翌朝1:30 入場券:午後: 30元/人     夜間:200元/人(ミニマム消費・飲物と小食込み) 環 境:200人ほどの席がある。楽隊音楽。     ダンスの休憩時間に歌手演出有。 其の他:早ければ指定席可。招待員英語可。

(31) 2002.05.26 上海に留学中の彩子さんから頂いた体験談、 「上海留学生活の実情」

まず、私が上海に来て思った事は、上海は綺麗なとこはトコトン綺麗だけど、 街外れはトコトン汚いってか、キモイってか・・・。 私が行ってる上海外国語大学外国語学校の裏の道では、ゴミだらけの道に、 人が並んで座って果物や野菜売ってて、ここまではいいのですが、 ヘビやカエルを生きたまま売っていたり・・。 生きたニワトリやウサギの毛をハイダリ・・。 テレビや雑誌で見る上海は綺麗なとこしか映してないんだなぁって実感しました。 これと言って上海外国語大学付属外国語学校にした訳は、ありません。 親がISIのダイレクトメールを見て私に進めてきて、 なんとなくいいかな みたいな感じだったんで・・。 けど、はっきり言ってオススメ出来ませんっっ!! なんと言っても寮が厳しくて、外に平日でれない。 土日も、2年生は5時間だけ。しかも、その週に遅刻したら、3時間に減らされる・・・。 3年生は朝9時〜夕方5時までOKですが・・。 1年はまだ、外に出ることさえ出来ません!!先生も一緒に全員で団体行動!!!!! 小学生みたいです。まじで!!! 国際部って言っても日本人しかいません!!!! 韓国人2人いるけど、それだけ・・。 普通部と校舎が違うから交流もなにもしないので、 日本の学校で中国語を教えてもらってるのと 同じです。ホントニ・・・・。 だから、やめて上海中学に行って外で1人暮らししてる人は何人かいます。 そぉだ!!カップル禁止ってシケタ学則まであります!! なんか変な学校ですここは・・。 でも普通部の中国人はスッゴク頭いいですよ!! 英語など普通にペラペラです!! もしこれから、語学留学で上海に行こうって思ってる人がいたら、 その学校のことを充分に理解しといた方がいいです!! それから、外で1人暮らしをオススメします! その方が中国人との交流が多いし、早く言葉覚えるんで。 今までいろんな愚痴を言っちゃいましたけど、 上海は基本的に住みやすい街だと思いますよ。 マックもケンタもあってカラオケも日本の曲あるし・・笑* じゃなくて、地下鉄もあって、スーパーも大きいし、バスでどこでも行けちゃうし、 タクシーいっぱいだし。 ただ、人口密度が高くて、うざくなったりするけど。 バスの席に空きがあるのを見たことないし。 あ〜私は中国のおばちゃんを好きになれません。 もちろん全ての人ではないんですが、とにかく自己中です!! レジでは横入り当たり前。人口多いから自然にそぉいう性格になっちゃうのかなって思います。 なんか話がトビトビですませんけど・・ 上海には日本料理屋が多いです!! しかも美味しいです!!日本料理の食べ放題もあります!! あ〜けど1つ回転寿司はハッキリ言って美味しくないです・・。 たこ焼きあります。油っこいけど。笑* あ!いい話(?)法律ではいけないみたいなんですが、 日本に送るために作った女性ブランドの服を、日本に送る前に 買って売ってる店があって、日本で買う10分の1位の値段でかえちゃったりします。 数はすくないですけど。 あ〜ほんとカナリ意味プーでごめんなさい・・m(。。)m しかもど〜でもいいことバッカで・・。彩子

(30) 2002.05.01 上海・浦東にお住まいの後藤さんから頂いた体験談、 「昨日起こった信じられないお話」

初めて投稿します。 今年の2月より浦東に住んでいる後藤と申します。 実は、昨日仕事がらみでタクシーを使った際にタクシーにパスポート、居留書、 就業書、T/C(10数万円分)、現金日本円2万円、銀行の通帳の入ったポーチ を置き忘れてしまいました。 たまたま銀行等にも行く用事があり、そのような貴重品一式を持っておりまし た。もちろんすぐに気がついてタクシーを走って追いかけたのですが、気がつか ず行ってしまいました。蒼白になり、すぐにオフィスのスタッフにTELしてタ クシー会社を探してもらったのですが、領収書をもらい忘れていたこともあり絶 望的だと言われました。(タクシー会社しか特定できなかったので) ラジオで情報を流してもらったりしたのですが、夜になっても連絡がなく、これ からの連休、手持ちの千元だけで過ごさないといけないと思い憂鬱になりまし た。大使館や公安にTELをしたら、連休中は取り扱いできないので8日に来てくれ と言われました。スタッフ(中国人)が気をつかってくれて夕食をご馳走してくれたりしたのですが、 なんと帰宅した9時半ごろTELがあり、見つかったとのことでした。 タクシーの運転手さんが就業書の住所を調べてくれて、会社まで届けに来てくれ たとのこと。中身は完全に無事でした。運転手さんにTELしたところ、なんと 家まで届けに来てくれたとのこと(あいにく不在でした) 明日、その方とお会いすることになりました。なんとお礼を言っていいか分かり ません。もちろん、何らかのお礼はするつもりです。 とりとめありませんが、昨日起こった信じられないお話です。 後藤

(29) 2002.02.12 読者のKiyoshiさんから頂いた体験談、 「申告用紙の記入」

昨日無事に中国から帰って来ました。 まぁ色々有ったけど? 取り合えず困った事は・・・・・・・行きの飛行機の中・・・・ 機内で入国に必要な紙2枚の書き方分からなくて・・・・隣にいた人 (日本語の分かる中国人)の方に書いて貰いました・・・・・・これで完璧と思ったら ・・・中国の方用?・・・・空港内の入国審査で引っかかり ・・・・やり直し!外人は裏側の英語の方に書くみたいで?・・・・ 何と情けない事に帰りも・・・・長い人の列に並んで(離陸時間ギリギリになってい る)やっとの思いで審査する所にたどり着いたら・・・・・又紙を書かなくては いけない様で・・・・再度やり直し・・・・長い列を最後まで戻り・・・・自分に情けなくなりましたが (自分が悪いと言い聞かせ・・・・この時点で飛行機乗り遅れたと思いました) 再度挑戦(分かる所のみ記入)検査官?に対して神にもすがる思いで見守り ・・・・パスポートを返された後急いでゲートへ・・・・何とかギリギリセーフ! と・・・・・こんな感じ。(二度と無いように自分に誓いました) まぁ悪い事ばかりでもなく良い事も有りましたが? 食事・飲み物においても問題は有りませんでした。 特殊な物は食べませんでしたが・・・・・? それと上海の方が東京より暖かかった5℃は違うと思います・・・・?(昨年の同じ 時期は上海の方が寒かったと思います。) 空はガスが掛かっている様ではっきりしない天気でした。 相変わらず車のクラクションの音と事故の数は多く渋滞ばかりでしたが・・・・・・・ 又今回の1番の目的であるマンションも購入してきました。(いずれ上海で生活する為に) (ソンカン・ソンチャン・ジュウディン?)と言う静かな所です。空港から車で20分位。 完成は今年10月、何と価格は135m2で日本円で650万!安いですね! (内装にお金は掛かりますが) 体験有り感想有りになってしまいましたがこの位にして終わります。

(28) 2002.02.05 読者のhayashidaさんから、頂いた 「上海の珍体験」 レポート

一月十四日から仕事で一週間行って参りました。またまた珍体験です。 上海から南通まで高速で行き、帰りは長江のフェリーで回ってきたのですが前回 (昨年の五月)と比べすっかり道路が整備開通されて郊外まで道路信号が増えていまし た、しかし守っている人は少ないと云う感じです何度かヒヤッとしました。 昼食をしようと南通のレストランに着き友人と二人トイレに行きました、屋外の場所 に案内されていく途中、自転車の前でなにやら料理の下ごしらえをしているのか?血 が流れ何かをさばいていたようです、その時は何かしているのだろうと気にせずレス トランに戻りました。 初めて中国に来た私の友人をもてなしてか、ガイドが料理の説明をしています(もち ろん食した後で)、蛙、亀、鳩・・・・最後は見た目も解る「サソリ」のから揚げで した。 和気あいあいでビールもたらふく飲み終了、トイレの近い二人は又もや外へ行き用を 済ませ、壁を見ると獣皮が張っています?これは?何だろうと友人が回りにいた人に 英語で聞いています?(解るのかな)ドッグ?フォックス?なんて、ガイドが来て云 います「犬です」・・・ゲー・・・先ほどの自転車の料理!さっきの食事に???? さすがにこみ上げてくるものが、ガイドいわく食べてはいません、信じるしかないで しょうか。 そういえば上海近郊で、犬、猫、鳩など小動物は見たことが有りません、高速道路か ら鳥を見かけた方はあるのでしょうか? 翌日ある会社を訪問し現地事務員の女性に聞きました「犬を食べたことあるのですか ?」すかさず「風邪の予防にいいのですよ」!?!?!?!・感激でした。

(27) 2002.02.03 京都在住の櫛田さんから頂いた、新天地の「新吉士酒楼」の感想

2月1〜3日、友人と2人上海へ行ってきました。 去年9月の上海旅行といい今回といい、 中国語も殆ど話せない私たちに、上海の方が身振り手振りで、 本当に親切に接してくださって、「上海に来て良かった〜!」と 思う反面、とてもガッカリしたことがありました。 それは、「新天地」にある「新吉士酒楼」です。 「新天地」自体、新しいお洒落なスポットとして紹介されていますし、 「新吉士酒楼」も、非常に人気のある美味しいレストランとして 紹介されていましたので、今回、予約をして行きました。 中国語が殆ど話せない私は、英語で予約の電話をかけました。 電話で何度も、予約の時間は「5 p.m.」だと伝え、 レストラン側も何度も「5 p.m.」と復唱、 最後には「5 p.m. No problem」とまで、 はっきり言っていました。 ところが、当日出かけてみると、フロアマネージャーらしき人に、 さも、私たちが間違って来てしまったかのように、 「5時半からの予約だ」とへらへら笑いながら言われ、 予約の帳面を見ると、私たちの予約は5時半からになっていました。 結局、その場は抗議できない雰囲気でした。 しかも、料理は、どれも胸焼けするほど脂っこく大味で、 「メニューに載っているワインは、今、店に無いので」と 言われて出された別のワインは、ただ甘いだけの代物。 ボーイの態度も、無表情で愛想のかけらもないし、 満席の店内に、たった一つしかない男女兼用のトイレに 並んでいる客が、給仕で行き来する邪魔になるといっては、 舌打ちして押しのけんばかりに通っていく。 これだけ人が入るレストランで、トイレが個室1個しか なければ、当然客は列になって並ぶでしょう? 端が折れて、埃をかぶった店のカードや 雑然と物が並べられたキャッシャー、 入り口の直ぐ側のキャッシャーの前に置かれたテーブルと ドアが開く度に寒い風が吹き込むその場所で 食事をとっている客。 「お洒落なスポット『新天地』にある」「予約しないと 食事できない人気のレストラン」「本格中華」等々の評判とは、 全然そぐわないこんなところに、なぜ、わざわざ予約してまで 食事に来たのか、我ながら情けなくなってしまいました。 上海は(中国自体も)まだ2回行っただけですが、 私にとっては非常に旅行しやすい、殆ど嫌な思いをせずに 旅行できる土地だっただけに、今回の「新吉士酒楼」は本当に残念でした。 以上、「新吉士酒楼」の感想でした。

(26) 2001.12.03 上山さんから頂いたレポート 「迷奇を買ってきました」

兵庫県加古郡の上山さんから、「杭州市内で、迷奇が買えるお店を教えて下さい。 との質問を頂きました。海塩にいる日本人に探してもらっても無いとのことで、また、 杭州市にいる通訳の人に頼んでも同じく無いとのことで、「まるごと上海」に聞いてこられました。 「迷奇はどの土産物店でも置いてますので、簡単に入手できると思います。 杭州でなくても、上海の友誼商店などの土産物屋や空港の土産物コーナーでも手に入ります。」 とお答えしましたが、その結果がどうかったか、体験談を頂きました。 上山さんから頂いたレポート 「迷奇を買ってきました」です。 上山です。本日、上海から帰ってきました。 今回は、会社の許可があり、上海に行く事が出来ました。 (ラッキー、初めての上海に感激!!) 迷奇を買ってきました。下記の店にありました。 1.上海市第一百貨商店の1Fのスミ。(わかりづらい) 2.蔡同徳薬店の2F(エスカレーターを上がって左手) その他この近辺の店にも行きましたが、見つかりませんでした。 値段は、シミ取りが50元でした。(両店共同じ) なお、空港ではどこにでもあり、簡単に見つかります。 でも値段は、同じ物(たぶん)が95元でした。 なお、上海に行く前に、迷奇について中国の人達に聞いて見ましたが、 誰も知りませんでした。(海塩という所です。大きさは明石市ほどかな?) 迷奇って、何? の反応です。 以上です。 上山

(25) 2001.09.02 上海のBOROさんから頂いた 「日帰りで楽しめる周庄のご案内」

今日は周庄に行きましたので報告します。 9時5分上海体育館発の直行バスに乗って1時間20分。 料金は街の入場料込みで往復100元でした。 もっと早い時間のバスもありますが、中国語のガイドつきで 値段も少し高くなります。 周庄は元の時代に出来た村です。 中国のベニスと言ったら大袈裟でしょうが、街のいたるところにクリークが走り、小さな橋がかかっています。 関東で言えば水郷みたいなところです。 村の家の60%が明の時代の建物だそうです。 バスを降りて歩けば地図を売っているおばさんたちが声をかけてきます。僕は1枚3元で買いました。 地図を見て「双橋」を捜し、そこを目当てに歩いて 行くと川にあたります。その川の両側にいろいろな店があり、船に乗ることも出来ます。 船は25分で1艘60元。8人まで乗れます。 漕ぎ手のオバサンは10元払うと歌も歌ってくれます。 街には古い農具を展示した博物館や、迷路のような古い建物があります。 昼食は料理屋だらけで困ることはありません。 僕はザリガニ料理を頼んでしまいました。 小さな店をよく捜すと「ビン凍緑豆湯」を売っている ところがあります。一杯3元。冷たくておいしい中国のお汁粉ドリンクです。ぜひお試しください。 それより店が見つかるかな。 ぶらぶら歩いて元の駐車場に戻るとバスが待っています。 車掌は「4時半に帰るよ」と言っていたのに 4時10分、席が埋まるとバスはすぐ出発してしまいました。 行く時は指定席、帰りは空いている席にどこにでも 座っていいのです。帰りのバスはたくさんあるようです。 上海の休日、日帰りで楽しめる周庄のご案内でした。 BORO@上海

(24) 2001.07.10 再び、京都の林田さんから頂いた 「タクシーに忘れ物!返ってきました事件」<エピソード 3>

ホテルに工場から迎えがタクシーで来る、車は?と聞くと上海市内は複雑で土地感が無い者は迷うとのこと、 で、待たせてある市外のホテルまで来てほしいとメモを渡されました。 20分位行き郊外の待機していた車へ乗り換え出発する直前、ふと!デジタルカメラが 無い?!アー!!!さっきのタクシーである。 置き忘れました、ここは中国、日本でも忘れ物は不明になった経験が有るので、もう 諦めモードに入っていましたが、領収書を元に手配!!! (ちなみに迎えの者は通訳出来ません、身振り手振りで説明) ホテルの警備、フロアー各責任者が寄ってきてそろい踏み、 中国だなと感心している場合ではないのですが観察していました。 カメラのデータは残念ですがハードは仕方が無いかなと、経験をカメラ代で済めばと 思えばいいと自身の失態を言い聞かせてました。 そうこうしている間に、発見!確認!こちらに向かっている!と情報が入りました(どうやらそのようでした)。 後はお茶でも飲んでゆっくり待ちましょう、と言います皆ゆっくりとしています、この感覚は中国風です。 一時間ぐらいで帰ってきました、 間違いなく私のカメラです昨日友人と写した自分を見せて納得、引渡しをしてもらいました。 遺失物引渡し書に記入しサインB5用紙に書込み終了です、ただ警察官でもないような人と友人がサインして済みました? 当事者はサインしなくてもいいのかな? 乗っていたタクシーの運転手はなにやら大 声で(皆そうなのですが)どうやら引き返した事が大変であったと云っているよう、 友人が100元を渡すとおとなしくなりました。 皆さんに話すとこれはおどろくべきことだと話題に、もちろん現地につくや否や数時 間もしない間に広まった事は云うまでもありません、私は酒の肴になりました。  林田

(23) 2001.06.24 大阪の「火鍋おやじ」さんから頂いた詳細レポート

(1)タクシーの使い方 (2)安心できるタクシー (3)美人が少ない? (4)ナンパの仕方 (5)カラオケと小姐 (6)私の友達は上海エグゼクティブ (7)日本にあって上海にないもの (8)最近の上海出張時(6月5日〜12日)に好評だったお土産 (9)日本円と中国元の相関 ・上海の歩き方と遊び方〜初めての個人旅行者とリピーターへのアドバイス by 火鍋おやじ 上海でビジネスをはじめて約8年になります。駐在したことはありませんが、出張で これまで60回以上上海に出向いています。初めての上海旅行ではまったリピーター と個人旅行の初心者に、私の経験と体験から取得した歩き方と遊び方をアドバイスし ます。但し、「古き良き中国」が好きな方には参考になりません。今現在の上海を楽 しみたい方に向けています。

(1)タクシーの使い方

・まず、学生時代を思い出して、「単語カード」を買ってください。事前に宿泊する ホテルや目的のレストラン、観光地の住所と店名を書き、その裏に電話番号等を書き 入れます。これをホテルのドアマンやタクシーの運転手に見せると、言葉の不安なし に目的地に着ける上(経験上、99%の確率)、今後、上海を歩く際のマイ情報カー ドとなります。(メモや名刺はよく紛失するので、私のアドバイスで実行している人 が多く、自分で言うのも何ですが、実戦的でこれは本当に好評です。)ガイドブック に英語のルビがふってありますが、その通り発音してもまず通じません。 ・私は、単語カードを2つ使い分けています。 その1:オフィシャル編:仕事関係や上海の友人の連絡先 その2:エンタテイメント編:レストラン、バー、ディスコなど 行った先で気に入ったところは必ず名刺をもらい、それを単語カードに記入しますが、 当然、つぶれたり移転するところもあるのでそれは破棄する。つまり、情報のインと アウトをこまめにやることが重要です。 ・空港のタクシー
虹橋机場:「ホテル、ホテル!」と声をかけてくるぼったくり運転手がいますので絶 対乗らずに正規の乗り場から乗ってください。長蛇の列の場合もありますが、直ぐに 順番がきます。 浦東机場:タクシーの数が少ない上、市内中心部まで170元くらいかかるので、バ スを利用しましょう。市内各所に向けて出ていますので、目的地に近いところまでそ れで行って、そこからタクシーに乗ると安上がり。タクシーよりバスの方がシートも いいのでよりリラックスできます。

(2)安心できるタクシー

・会社でいうと「大衆」(実際の表示での「衆」は簡体字になっていますが(ひとが しらに从)、車体はグリーンがかった薄いブルーなので直ぐ分かる)と「強生」がお すすめで、上海人もそういいます。とはいえ、毎回これらの会社のタクシーに乗れる わけでもありませんので安心の目安をお教えします。 タクシーに乗ったら、助手席の前にその運転手の「IDカード」が表示されているので それに注目してください。色が2種類あって、「赤」と「緑」です。「赤」が違反歴 の無い、あるいは少ない模範運転手ですが、これは結構少ないのが現状でほとんどが 「緑」です。 さて、次に6桁?(そう記憶しています)の番号に目を付けてください。番号が若い ほどベテランの運転手で、頭に「0(ぜろ)」がついていれば、結構安心できます。 夜中などは日本のように寝転がって寝ながら帰りますが、被害にあったことは皆無で す。(先日は0が4個ついた二桁台の運転手と遭遇しました) 運転手のマナーは一般的に良いとはいえませんが、今現在、それほど悪徳ドライバー はいません。せいぜい、遠回りしてメーターを上げようとする程度の姑息な手段です。 ・後々のためにも支払の際には必ずレシートをもらってください。これは自動で出て きますので、日本のように嫌がられることはありません。(面倒そうな顔はする)そ のレシートには乗降の時間や走行距離が印字されていて、これは日本よりも進んでい ます。 ・上海に慣れてくると、土地勘が出来、遠回りしているのが分かるときが来ると思い ます。その時にはただで乗る方法があります。遠回りが分かっても急いでいないので あれば、そのまま走らせます。そして、ちゃんとお金を払いレシートをもらいます。 次に言葉がしゃべれなくても「お前は、遠回りした!」とジェスチャーでアピールし、 助手席前のID番号を中国語で読み上げながら(これくらいは覚えてください。上海語 で読むとより効果的)メモし、電話をかけるジェスチャーをすると、まず金は戻って きます。最近ではウブな日本人を装い、遠回りを仕掛けます。 ただし、「自信がない」と思う方は真似しないでください。唾をとばすくらいの大声 とはったりが必要ですから。

(3)美人が少ない?

・「中国の女性は美人が多い」という妄想をもって訪れた方で、中国一の都会と言わ れる上海の町中を歩いていても美人に会う確率は千分の一と実感され方も多いことで しょう。 銀座?といわれる南京路ですが、実際に歩いているのは「お上りさん」ばかり。その 中で美人のいるところは限られています。東側では「イトキン(伊都錦)」西側では 「梅龍鎮伊勢丹」界隈、上海商城です。彼女たちのなかで、「南京路」は田舎者の行 くところという認識があり、これらの目的地にはタクシーで乗り付けて、用済み後、 次の目的地にタクシーで、という行動パターンなので歩いていても彼女たちには遭遇 しません。これは、淮海路などでも同じ事がいえます。 ・それでは、どこでお目にかかかれるかというと、前述等のファッション関係のビル 以外では、外資系企業の多いビルしかありませんので、観光ではちょっと無理ですね。 しかし彼女たちのアフター5は狙い目です。彼女たちの好きなエリアは次のような所 です。(初投稿なのでとりあえず2つほど) その1:今はなんといってもここ「新天地」。太倉路と黄陂南路の交差するところで、 エリア一帯をこう呼びます。上海で一番のトレンディスポットで洒落たレストランや カフェがあります。(レンガの塀でエリアを囲っている) その2:衡山路、烏魯木斉路の交差点を中心とする一帯です。ここも洒落たカフェや レストラン、ディスコ、ライブハウスなどが点在していて、欧米人も多いので英語の 通用する所が数多くあります。また、この周辺には租界時代の洋館もかなり残ってお り、それを利用して店になっているところが多いのも特徴。 緑が多く街並みが1970年代の「原宿」といった趣。日中に洋館巡りも楽しめます。 ・彼女たちが対象とする男性は、上海エリート、香港・台湾の金持ち(しかし、金に ものをいわせてプロを対象にすることが多く、普通の日本人では太刀打ちできません) 、そして日本人を含む外国人です。タレントやモデル系の超美形は、人種国家を問わ ずに人気が高いので競争率も高目です。 しかし、2番手グループは、日本人の競争相手である欧米人とは、好みの棲み分けが 出来ていて、日本人の好きな小姐の顔と欧米人のそれとは違うようです。私から見れ ば、何であんなの?と思いますが、彼らから見ると日本人の好みに対して同じように 疑問を持っています。上海在住の欧米人ともよく遊びますが、いつもバッテイングし ないのがほんとうに不思議です。

(4)ナンパの仕方

・まず、店内で女性同士のグループを見つけ、好きなタイプの小姐を決めます。そし て、彼女と目が合うように努力し、目が合ったと同時にスタートです。目があった瞬 間に片手を軽く挙げて微笑みかけます。(それを彼女が何事も無かったように無視し たら潔くあきらめましょう。)そして、一緒に飲もう!とジェスチャーで呼びかける と、半分OK!の小姐は次のような行動に移ります。他のメンバーに誘われている状況 を話し始め、時にはこちらを見ながら額を寄せ合ってこそこそ話を始めます。 こうなると、GO!です。席をたち、彼女たちのもとに行き、強引に(これが重要=何 故なのかは後述します)そのテーブルに座るか、こちら側のテーブルに連れてきます。 これだけのことです。中国語がしゃべれなくてもほとんどの子は片言以上の英語を話 しますので(英語がぺらぺらも多いし、日本語がしゃべれる子も時々いる)、あとは 筆談で十分です。そこから先は本人の魅力と努力の問題になりますのでぜいぜい頑張っ てください。 ・前述の強引が何故必要か?というと、中国人、特に上海人は非常にプライドが高い 人種です(上海人以外の中国人は全員田舎者と決めつけている)。強引に誘う目的は、 彼女たちのプライドを満足させてあげることにあります。つまり、本当はイヤ!なん だけれど、この人が強引に誘うから仕方なくついていく、といった周りの人たちへの イメージ作りをしてあげることで、彼女のプライドが守られることになるからです。 ・注意!
一緒に飲んだだけで、帰りのタクシー代などといって、200元ほどのチップを要求 する馬鹿(上海語ではガンドゥといいます)がいます。これは絶対払ってはいけませ ん。そんな奴とは二度と会う必要がないのですから、日本語で「そんなもの払わん!」 と大きな声でいい、さっさと店をあとにしましょう。しかし、必ず「ケチな日本人! (大体上海語)」などといいますので、「ケチで結構けだらけ!猫はいだらけ」とで もいって、無視しましょう。 ・おまけ:上海人が言われると一番怒る、あるいは大嫌いな言葉を教えます。
それは「郷下人!Xiang xia ren(田舎者!)。上海人は自分のことを全く田舎者と は思っていませんのでこれは相当屈辱的なようです。彼らはレストランなどに行くと まず上海語で店の人間に話しかけます。上海語を解せないとわかるや、田舎者扱いし ます。つまり、彼らの中では「郷下人」は使う言葉であって、使われる言葉では無い からです。私は本当に親しい上海人にはジョークで使いますが、それでも彼らは「火 鍋おやじさんも上海では田舎者!」と言い返してきます。

(5)カラオケと小姐

日本人がよく利用する小姐が隣に座る「カラオケ」や「スナック」には大まかに言う と2種類あります。 ・その1:日本と同じシステムです。ママが適当に配置してくれるので小姐にチップ は必要ありません。ボトルキープがあると平均して200元といったところでしょう か。 でも、あまりにイヤなのがきたら、遠慮なくママにいってチェンジしてもらいましょ う。そのほうが小姐にも親切です。客がイヤだと思っているその隣で接客させるのは お互いの得にはならないからで、日本のように気を遣う必要はありません。 小姐の出身地はさまざまで、上海人もいれば、外から来た小姐もいます。多いのは安 徽省の出身でしょうか。彼女たちは比較的小柄なうえ、純朴そうで可愛い感じの子が 多く、平均的な日本人が好きなタイプといえるでしょう。これまであまり異性にもて たことがないのに、上海で突然日本人にもて始めるパターンも多く、彼女たちにはまっ た日本人駐在員を数多く知っています。 でも彼女たちには学ぶところが多くあります。上海に来た当初は、日本語などまった くしゃべられないにも関わらず、半年もすると店で覚えた日本語を流暢に操るように なります。そして、故郷では手に出来ない金を手にしますが、それを単に浪費するの でなく、日本語を正しく学ぶために、日本語学校に通っている子もたくさんいます。 つまり、自分の将来に向けての投資ですから熱心に勉強もします。日本の大学生に聞 かせたい・・・。 また、店単位で一人くらい上海の大学で日本語を学んでいる現役女子大生がいます。 当初の目的は日本人との会話を勉強するために入店するのですが(これは本当)、会 話の先生をしながら放課後に「日本の男」を教える偉大な日本人老師も当然います。 ・実は私、お恥ずかしい話(自慢話)ですが、2年前そういう子に一目惚れ(中国語 では「一見鐘情」といい、一目見て本当に情の鐘が鳴りました)をしました。聞くと その日が入店日で、会話の勉強のためということでしたので、閉店までねばり口説き 倒して「会話なら私が老師になってあげるので今日限りで店をやめなさい。」という と、彼女も「そうします」と、初日で退店。(○○ママ、私の好きなタイプを知って いてつけてくれたのに、内緒でやめさせてごめんね。) それ以後、私が日本にいる間は電話とメールの日々。来たメールには添削をして送り 返すということを続け(メールは、ほぼ毎日といった感じでこれまでに500以上の ログがあり、オフの時には溜まったメールを1日中添削していた日もありました)、 日に日に上達する日本語と私好みの女性に変貌していく様に、まさに教育の醍醐味を 味わいました。飲み食い代は私が払いましたが、お金は一銭たりとも渡していません。 日本からのお土産は、ファッション雑誌やたまに日本にしかないブランドの雑貨やT シャツ程度。(コムサ系がいいですよ。特にモノコムサは安くておすすめ) 。 この間に彼女は日本語1級を取得し、就職にあたっては日本人との面接のポイントな ども事細かにアドバイスしたこともあって、この春、見事第一志望の日系企業に合格 しました。○○總經理、どうぞよろしくお願いします。(私はこの会社と仕事をして いるため、代わりに情報収集をしてやりました。もちろん、○○總經理はご存じあり ません。) そして、ここからいかにも上海小姐らしい話が続きます。去年の秋くらいから彼女の 財布の中に結構100元札(彼女が親からもらうお小遣いは月に500元)があるの で、「アルバイトしてるの?」と聞くと、「はい」。何と彼女はレベルアップした日 本語で3人を相手に日本語の家庭教師をしていたのです。私は「お前はエライ!」と いうほかなく、そのバイタリティには頭がさがりました。。今年2月、私の誕生日に は300元のワインも付いたディナーご馳走してくれ、プレゼントまでくれました。 いやいや、参りました。 ・その2:隣に座る小姐を選べる店です。カラオケのある部屋で待っていると、5〜 6人単位で小姐が登場します。その中から選んでもよし、気に入った子がいなければ グループチェンジもOK!です。酒代は別で帰りに最低200元のチップを選んだ小姐 に払う必要があります。そのなかで何があるかは、ご本人の実力と小姐との相性がす べてになりますので私にはしゃべることができません。(こういった店で私は歌うこ とはまずありません。忙しくてカラオケなんかやっているひまなどないのですから。 そして、これを我々の間では「日中友好」といいます。) 小姐は私からみれば美形からブスまで揃っています。それだけ人間の好みとは千差万 別であることがよくわかります。今、非常に大型店で美形が8割以上という店があり、 連日満員です。普通は遅い時間に行くと小姐を選ぶのに苦労するのですが、ここでは まったく苦労しません。店名は書けませんが、ヒントとして場所を書きます。「打浦路」

(6)私の友達は上海エグゼクティブ

・私は40歳を過ぎていますが、上海における老朋友たちは一回り以上下の奴らです。 彼らの平均的なプロフィールは次のようなものです。 両親をはじめ、親戚縁者の社会的地位が高く恵まれた家庭環境に育ち、子供の頃から 外国語や各種習い事をやり、その中で彼らもそれ相応の努力をします。高校卒業時に はほぼ英語の取得は終わっており、大学では4年の間に第二外国語をマスターし、外 資系企業に就職したり、高級官僚への道に進みます。私が出張ベースにも関わらず、 上海人の生態に詳しいのは彼らとの親交があるからです。 4年前のことでした。ひとりで日本料理屋に行き、カウンターで文庫本を読みながら、 飲み食いしていましたが、それも退屈だったので隣に座っていた上海人のカップルに 「日本から出張できていますが、よかったら話しませんか?」と英語で話しかけたと ころ、彼から日本語で返答がありました。彼は日系企業に勤めており英語と日本語が、 彼女は仏系企業で英語と仏語をしゃべれるとのことでした。(現在は二人とも会社を 経営)初対面にもかかわらず、お互いが好印象を持ち、3人の共通語であるところの 英語で会話が始まりました。 7時から閉店の10時半ごろまでずっと会話が切れることなく、人生観、国家観、人 間観、家庭観まで話が進みました。意気投合した3人は二次会へのバーへとなだれ込 み、結局閉店の2時まで酒を酌み交わしました。それから、私の出張時には少なくと も2回は会い、今日まで友人関係が続いており、彼らの仲間も紹介されたりして、現 在私には12〜3人の弟や妹がおり、彼らとは忌憚のない意見交換をしています。南 京やチベットの件から、今後の日中間のあり方など硬派系から男同士ではもちろん 「小姐」の話は当然です。時には一緒にナンパに行ったり、チップのいるカラオケ小 姐のところへ遊びに行ったりもしますが、その中には公安のエリートもいたりするの でどこへ行くのも安心です。 彼らは遊びも達人ですが、お金にも綺麗です。「ここは私が、じゃあ次は僕が・・・」 といった具合。もちろんチップだけはそれぞれが払いますが。 彼らは、私が上海で仕事をはじめた当初に関わった中国人とは全く違います。「最近 の中国は外国人からお金をとることしか考えていない・・・」などと、よく聞きます が、彼らには当てはまりません。 能力に見合った充分な給料をもらっていますし、自分で会社を経営していたり、株で もしっかり儲けています。今、そしてこれからの上海を引っ張って行くのは彼らです。 彼らはもちろん一部の人間ですが、上海および中国を動かしていたのはこれまでも一 部の人間でした。彼らは自分を選ばれたエリートだと自覚していますし、そのための 責任感もあります。そして、その彼らの横につながる人的ネットワーク(親兄弟、親 戚も含めて)はまさしく上海のトップクラスのチャートと重なります。

(7)日本にあって上海にないもの

・パチンコ屋と競馬場くらいでしょうか。欧米人が増えたこともあり、ゲイの店もた くさんあるのですから。

(8)最近の上海出張時(6月5日〜12日)に好評だったお土産

・老朋友で日本語ができる上海人に限定しますが、2冊の本が喜ばれました。一冊は 日本で文庫本として発売されている「上海ベイビー」。これは昨年の今頃、「上海宝 貝」のタイトルで中国で発売されましたが、発禁になった本です。上海小姐の「私」 と取り巻く男達とのセックスやドラッグの小説で、日本でいえば、村上龍の「限りな く透明に近いブルー」でしょうか。また、レストランやバーがやたら実名で登場する ので、一種のトレンディスポットの紹介本ともいえ、そういう意味では、田中長野県 知事のデビュー作とも似てるといえます。(タイトルなんでしたっけ?) ところで、税関で荷物検査をされていたら、この本はどうなっていたのでしょうか。 もう一冊は「新しい歴史教科書」。発売翌日だったので、私も機内で読みましたが、 どこがどう問題なのか分かりません。彼らと飯を食いながら中国当局が問題にしてい る箇所をチェックしました。彼らの感想は「これは日本人の歴史教科書なんだから」、 「まあ、中国は広いし、人も多いのでまとめるためには・・・火鍋おやじさん、わか るでしょう?」等の感想でした。 ですから、私は日本もその昔、「こんなに働いても豊かにならないのは、すべてアメ リカ帝国主義のせい」といっていた時代があり、それもつい30年前のことであった と口を添えました。

(9)日本円と中国元の相関

・現在、1元=15円くらいですから100元で1500円です。しかし、様々な物 価からみると一般の上海人の感覚ではこの1500円が日本の1万円と同じくらいの 価値があると思います。もちろん、日本より高いものもたくさんありますが。 ですから、旅行者の方にはこの金銭感覚を忘れて欲しくないのです。たとえば、冒頭 に浦東机場からのタクシー料金が170元ほどと書きましたが、日本円では2500 円程度です。しかし、実際の価値では17000円です。上海に行くとそんなタクシー 料金を払っている日本人がたくさんいます。空港バスに乗るとよくわかりますが、日 本人にはめったにお目にかかりません。(もちろん、ツアー客や迎えの車もあるでしょ う)ほとんどが中国人と欧米人です。こういった点では日本人は、学ぶべき点が多く あります。「郷にいっては郷に従え」とはこういう事で、日本人駐在員も結構ケチな 上海生活を送っている人が多いです。 また、帰国時の空港でよく目にする光景は、ツアー客がお金が残ったからといって、 現地ガイドにあげている姿で、それも100元以上の単位です。7〜8人もいれば直 ぐ1000元です。これは一般の人の1ヶ月の給料に近い金額で、それを見送りにいっ ただけで手にするのです。 はっきり言うと、お金を上げているツアー客よりガイドの方が裕福です。昼間ガイド で夜はカラオケクラブの陰のオーナーなんてのもいて、ガイドで儲ける一方、夜は自 分の店に案内してまた一儲けです。それで「このガイドさんは本当に親切でいい人」 といっているのですから、彼らがそんな日本人を馬鹿と思うのも当然です。 私も偉そうなことはいえません。複数でご飯を食べて飲みに行ったりすると、1日で 1000元使う日はよくありますから。その時には10万円を使ったと思うようにし ています。 ですから、皆さんもこの金銭感覚を忘れずに楽しい上海を過ごしてください。 以上、初投稿ですが長文になってしまいました。これまで時間がある時にちょこちょ こ書いては保存していたものを送信します。これは、ガイドブックにはない今現在の 上海と上海人の側面です。参考になればと思い、書き込みをしました。 火鍋おやじより。

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