上海での交通手段
中国の生活が全く初めてという方は、移動手段に悩みますよね。タクシー代は日本に比べたら、高くはないですが、たまには地下鉄やバスも利用したい。上海での便利な交通手段をご紹介します。
上海市内での交通機関
タクシー
初乗り14元（約180円）です。最近では予約、やお迎えに来てもらう制度が普及してきました。上海では、「ＯＯビル」とかではなく、目標地点を交差する２つの道の名前を言います。 例えば 「ＯＯ路×△△路」とだけ言えばいいのです。支払は現金か、中国式プリペイドカード（地下鉄、バスにも有効です。）で支払います。朝はなかなかつかまらないので、よく停まる場所などを調べておきましょう。
バス：バスは安くて、速い（？）
中国のバスは距離にもよりますが、近ければたったの1元ということもあります。慣れれば苦でもありません！乗り方が色々ありますが、無人（運転手のみ）は前から、車掌がいる場合は後ろから乗ります。車掌に、行き先を告げて、現金かプリペイドカードを出せばＯＫです。降りる駅はあらかじめ良く調べて、ついたらドアの前で待っているようにしましょう。お年寄り、子供がいたら日本以上に、積極的に席を譲るのがマナーです。最近は車内もとてもきれいになりました。地下鉄
上海にはたくさんの路線ができてきています。とても便利です。駅ごとの出口も細かく分かれていて、目的地に近いところに出ることが可能です。切符の買い方はほとんどが、自動販売機で購入します。まず、タッチパネルですが、行き先の駅の路線番号を押します。そして駅を押します。枚数を押すと投入金額がでます。お金を入れれば、カードがでてきます。入るときは、改札口のスキャナーの上に置くだけで、降りるときは、少し下の差し込み口に入れてください。カードは戻りません。黒タク（白タク？）
個人の車でタクシーのように載せてくれるのを（ホイチャー：黒車）といいます。日本人には考えにくい発想ですが、上海では、朝夕はタクシーがつかまりにくいので、なじみの運転手を探しておくと便利です。タクシーを待っているところで声をかけてきてくれるでしょう。個人的にやっているから、値段は若干交渉可能です。保障がないから、と嫌がる人もいれば、タクシーよりよっぽど運転が丁寧で上手、という思われる方もいるようです。でも良く人をみて選んでください。急ぎでなければタクシーを勧めます。上海から国内の地方へ移動
＊高速鉄道→いわゆる新幹線＊長距離列車
＊飛行機
＊長距離バス
＊車（ちょっと大変ですね。）
鉄道について
列車番号の頭につく英字によって列車のタイプが分かるので、時刻表を見て判断することが出来る。なお列車タイプによって同一区間でも運賃が異なる。- G・・・高速鉄道の列車。現時点では「上海・虹橋―南京間」及び「上海・虹橋―杭州間」の列車に限られる。
- D・・・動車と呼ばれるいわゆる新幹線タイプの車両を使って運用される列車で非常に速度が速く中国国内の主要幹線の列車はこのタイプに置き換わりつつある。
- Z・・・直達列車で、途中の停車駅がほとんどないタイプ。Dタイプ列車の増加で減りつつある。
- T・・・直通特快列車で、停車駅数が少なく、通常最も早く目的地に行くことができる。
- N・・・管内管轄の列車としてNで始まるものもある。たいてい、一人用または二人用の個室がある列車もある。
- K・・・直通快速列車。停車駅数が若干増えるが、T列車などと所要時間はあまり変わらない。
- 無・・・数字だけのもののうち、1、2、5から始まるものは「普通快車」と呼ばれ、6、8で始まる「普通慢車」より速く走る。
鉄道の座席の種類
●軟座[ruan3zuo4]（一等座席車・主に２＋２の4列シート）●硬座[ying4zuo4]（二等座席車・主に３＋２の5列シート）
※Dではじまる新幹線こと動車は、すべて軟座（一等席）扱いで、さらに1等、2等の区別がある。
またGで始まる高鉄には1等・2等のほかに特等席も存在する。
●軟臥[ruan3wo4]（一等寝台車・主に2段寝台）
●硬臥[ying4wo4]（二等寝台車・主に3段寝台）
●無座[wu1zuo4]（文字通り座席がない切符で基本的には立ち席であるが、車両が指定される。運がよければ列車乗車後に大量の空席がある場合もあり、座れることもある。）
新幹線の駅弁 ２０元なり！温かいです。せっかく上海にいらしたのですから、積極的にいろいろなところへ行ってみましょう。
「転がる石にはコケが生えない！」。
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カテゴリー：上海へ駐在される方々へ
