中国人の営業だって中国企業や政府に売れるわけじゃない
「中国市場進出/販売実践会」 バックナンバー
ほとんどの中国人セールスマンってお客に値段を提示す るとか感謝の意を示すだけで、どうやって顧客に価値を提 供するとか、どうやって営業ルートを構築するとかって知 らないね。何か問題が起きると言い訳ばかりして「あなた は中国ビジネス文化を知らないだろう」とぬかすばかりだ。 どう思う?
そうだね。中国経済が1979年に自由化されたまだ時間が たっていないからね。
うん。ビジネスをするにはお互いの役割ってものを認識 する必要があるよね。中国人と取引するなら中国文化や中 国ビジネスの特徴をを理解するの
中国人営業マンが使えないとは、言いすぎだけど、大多 数の中国人営業マンに関してはその通りだね。中国の政治 と教育制度を考えると、お客さんに対して何か価値を創造 するとかってできないみたいだね。営業マンの大半はただ そこでコミッションをもらえるとか、売る事だけしか考え ていない。もうひとつは営業の現場では賄賂を渡したりキッ クバックをあげるなどの幾つかのルールがあり、そのルー ルに従う事ばかりで、自分で付加価値を生み出して売ろう と言う考えを無くしてしまった、是は中国ビジネス文化の 一面でもあるね。
中国政府相手の営業は、実はとても複雑で、関係を作る ところから始まる。関係が無ければ何もできない。そして 地域によってやり方はそれぞればらばらである。相手の内 部組織や力関係を理解して進める必要がある。誰が本当の 意思決定者なのかを知る必要がある。一方では優秀な中国 人営業マンは何とかしてこういう障害を克服する道を見つ け出し諦める事もない。中国は確かに特殊な文化であるが、 言い訳ばかり言っていてもしょうがない。
⇒まぁ、英語のSNSから中国人営業マンに対する意見を 拾ってみました。上海にある大手中国企業に関して言えば (B2B)、営業マンは全員地方出身者にしているそうです。 一方でB2Cの場合は営業マンというか売り子は上海人が多い のも実態です。上海人は甘やかされて育っており、営業能 力とかは低いと言う意見が多い反面、実際に消費者が上海 人のときは上海人であることで顧客から信頼されるという、 地方差別意識の影響があるからです。
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『中国市場進出/販売実践会』
タオバオでの中国販売で日本人経営店唯一とも言える、
王冠3つ(好評価を得た取引数が5万回以上)の信用度を
誇る内田信が、中国市場に進出し販売する上での注意点
・反省点などを共有する場を作ろうと立ち上げた会です。
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