やる気
「ちょろいもんだぜ、 中国生活」バックナンバーのむてつ上海在住ののむてつさんから頂いた、 上海生活レポート 『ちょろいもんだぜ、 中国生活』 (No.3) 2004.08.22 最近、また「メルマガを見て、ぜひ‥‥」という方が来てくださり、お会い しました。7時ごろ来てくださって、話を始めて2時間、場所を替え食事を しながら3時間。気付いたら11時でした。 すごく楽しかったんです。 その方は、大学に入り、中国での短期留学中に、「駐在員って、すげー! なりたい!」と思ったらしいのです。帰国後「有名大学卒じゃなきゃ無理だよ」 という周りの声を尻目に、大学を辞め、改めて中国の大学に留学。 そして、その後、日本に帰ってきて、中国語の能力を買われて見事に駐在員 の立場を勝ち取ったんですって! 現在は、また別の会社で働きつつ、上海でのチャンスをうかがっているという ことでした。 改めて思いました。 やっぱり、自分で目標を持ち、突き進んでいる、『現在進行形』の人は、 パワーがあるっ!! これです。 こういう生き方を、高校生の前で語ることができる人になりたかったんです、私。 「だから、お前も怖がらずに、本当に好きなことに向けて、努力するんやで」 と、遠くを見つめながら、語りたかったんです。 自分の経験として、ですよ。 学歴を利用するのも当然いいのですが、本当になりたいものに向けて、 前向きに努力し、実力をつけて勝負する生き方。 昔、よく、 「留学したいんですけど、高校生のうちに行くのと、卒業後行くのと、 大学に入ってから行くのと、どれがいいんですか?」と聞かれ、 「高校生のうちだと1学年下の子たちと卒業することになるのは もちろん、受験勉強も遅れるから不利。卒業後も同じで、 日本の大学受験に不利。大学に合格してから行くのがいいよ」 と無難なことを答えていました。 でも、この『無難なこと』というのは、結局、他の逃げ道を失わないという 意味で『無難』であるだけであって、その反面、自分に、将来生きていける だけの実力をつけるという意味では、かえって危ないことなのかもしれない と思いました。 今なら、 「一番行きたいと思ったときに、行くのが一番いい」 と自信を持って、答えてやるんですけどね‥‥‥。 語学に携わっていて、まさに感じるのですが、学習方法やテクニックも 確かに重要なのですが、それと同じくらい重要なのが、『やる気』なん ですよね。 やる気のある生徒とダメ教師、 やる気のない生徒とカリスマ教師、 どちらの生徒に良い結果が出るかは、微妙です。 自分の『やる気』を大切にし、 やる気が発揮できる分野で、勝負する。 結果を出して、これを語れるとカッコいいんですけどね〜! 良い意味で、考え方がリセットすることができました。 またまた、素晴らしい出会いでしたっ♪
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「高校教師やめて上海」のむてつ
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