上海の男も大変ですが...
「ちょろいもんだぜ、 中国生活」バックナンバー上海在住ののむてつさんから頂いた、 上海生活レポート 『ちょろいもんだぜ、 中国生活』 (No.21) 2006.02.18 今日は、 ADSL設置工事の日でした。 ADSL設置に渋っていた大家さんも 説得できましたし、 いやぁ、よかったよかった。 ただ、この工事の人が、 やっぱり時間通りに来ないんですね。 だから、しかたなく 大家さんと2人で待つことに。 「大家さん、そういえば、奥さんどうしたの? この前、家賃とりに来たときの人は、妹さん?」 「ちがうよー。 あれは、新しい彼女♪」 「えーっ!! 結婚してると思ってた」 この大家さん、今思い出しましたが、 私より一つ年下の、銀行マン。 いつも大体、家賃を取りに来るのは、 土曜の午前で、必ず 女性と一緒に来るんです。 で、前回は、以前と違う女性だったんです。 「そうなんだよ。彼女と付き合い始めたから、 そろそろ結婚を考え始めてね...」 「え? じゃあ、上海人の男としては、 やっぱりマンション買わないといけないんだ?」 「そう!! も〜、ほんと、上海人男性は大変だよ」 「野村さんは、まだ結婚しないの?」 「は?はぁ...」 「いいよねぇ、日本人は、 マンション買わなくても結婚できるから!」 ここまでは、私も、同情していたんです。 上海人男性って、食事や洗濯もしなきゃいけないうえに、 マンションを持ってないと結婚できないんですもんね。 かわいそうに...と。 でも、急に、風向きが... 「アハハハ、可哀想だね、大家さん。 じゃあ、大家さんは、新しくマンション買うの?」 「違うよ〜。 ここだよ、ここ。 この部屋をちゃんと内装し直して住むんだ。 だから...(ニコッとこちらを見る) 野村さん、契約の切れる5月以降、どうする?」 「げげげ... どうするって、 もうここは住んじゃだめってこと?!」 「う〜んとね、5月以降は、 半年契約にさせてもらうよ。 彼女とうまくいったら、半年後の11月に結婚するから そのときは、出て行ってね。。 あ、でも、もし、ダメだったら、 そのあとも住んでいいよ」 「・・・」 「あと、野村さん。 5月から家賃上げるからね」 「ええええーーーーーっ!!」 「だって、結婚資金貯めないといけないもん♪」 「ちょっと、待って待って。 家賃が安いからここに戻ってきたのに(涙)」 「え〜、じゃ、いくらくらいなら大丈夫?」 ...家賃交渉開始。 最終的には、なんとか 150元アップに食い止めました! ハァー、同情なんて、 しなきゃよかった... のむてつ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 野村哲哉 サイト『ちょろいもんだぜ、中国生活。』 メルマガ&楽天日記『失敗?成功?教師辞め、中国で経営者に』 http://w269.o.fiw-web.net/ http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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