「新居と不動産屋のにーちゃん」/上海マンション編 (No.12)
上海在住ののむてつさんから頂いた、 上海生活レポート
『ちょろいもんだぜ、 中国生活』 (上海マンション編No.12) 2004.03.15 新居、快適ですよ〜♪ ‥‥‥と言いたかった(苦笑) 契約するときに、チェックしたんですよ。 電子レンジも買わせましたし、 切れてる電球も直させましたし、 窓の鍵が壊れているのも直させましたし、 ベランダの外も掃除させましたし、 トイレの便座も修理させましたし‥‥ でも、まだまだ甘かったようです(笑)。 昨晩、新居第一日目、さあ寝るか、とベッドに座ろうとして、 よっこらしょっ‥‥ ボフォッ! マットレスが‥‥ヘコみすぎっ!! ここまでは、チェックしてませんでした。 そして、今日、 「すぐに替えてくれ」と、 不動産屋を呼びました。 (この不動産屋のにーちゃんが結構良い奴なんです) 私「このベッド、ダメだよ。座ってみて」 に「アイヤぁ。たしかに良くないですね」 私「替えてよ。新しいやつに」 に「ちょっと待って、と、とりあえず、ひっくり返してみましょう」 二人で、マットをひっくり返しました。 でも、裏面は、どう見ても使うようにはなってません。 木製のゴザのようになっています。 にーちゃん、上に乗って大丈夫かどうか、確かめながら、 に「ほら!裏側にすれば、へこまないですよ。 これね、夏用なんですよ。 どう?‥‥ダメ‥‥かな?」 私「ダメ」 だって、ちゃんとしたゴザとはちがって、 ケバだってるんですよ。 しかもミシミシ言ってるし。 私「ミシミシ変な音してるやん! なんで新しいの買わへんの?」 に「あの‥その‥大家が‥」 私「お金ないの?!」 に「じゃなくて‥‥新しいの買いたくないって‥‥」 私「は?なんだそりゃ」 に「だから、裏返して使って、壊れたら新しいものを買うことに‥‥ あっ、敷き布団は、私達が買いますから!」 私「えぇ〜〜〜。」 不動産屋って、そんなに大家に気を 使わなくてはいけないんですかねぇ? なんか、愛想笑いをするにーちゃんの表情に押し切られ、 まあ、いいか、と思うようになってしまいました。 私「う〜ん、まあ、いいよ、それで」 まあ、兄ちゃんも良い人なんで、 ベッドはそれでいいことにしましょう。 でも、まだ問題があるんです。 最初の時点ですべて言っておかないと、 あとでは替えてもらえませんからね。 私「あ、そうそう、隣の部屋、モジュラージャックあるけど、 電話使えないじゃん。どうすんの、あれ? あとね、この部屋、全部網戸ないでしょ。 困るんだよね。 それとね、ベランダの外。また上からゴミが落ちてくるんやけど。 最初、見に来たときに、大丈夫だって言ったじゃん」 注:新しい部屋は、一階で、ベランダの外に、 庭(?)のようなところがあるんです にーちゃん、すぐに電話線をチェックしに行って、 に「あの‥‥、電話線が来てないみたいなんで、 ここの電話は‥‥無理です。 あっ、でもね、網戸、これは、全部つけさせます。 当然お金はいらないです。 上から降ってくるベランダの外のゴミは‥‥(無言)」 私「困るんだよ、あれ」 に「あの‥‥この部屋を選んで、後悔して‥‥ま‥す?」 だんだん、このにーちゃん自身が落ち込み始めました。 この人は、いい人なんですよね(笑)。 ちょっと、言い過ぎたかもしれないです。 私「いやいや、あんたは悪くないから。 部屋は気に入ってるよ。 ただ、悪いとこだけ直してくれればいいよ」 に「そうですか!よかった。 明日、敷き布団持ってきますね! 網戸もすぐに手配しますから!」 私「う、うん。がんばってね」 ほんま、このにーちゃん、ええ奴です。 友達になりたいくらい(笑)。 そして、不動産屋の苦労を聞き出してみたい!(笑) うん、まあ、部屋に関しては、 なんとか、こんなもんでしょうか。 十分とは言えないですが、 一応ひと通りそろいました。 ほんと、予想しないことが こちょこちょ起こるんですよね。 これからもまだ、いろいろとあるんやろうなぁ‥‥ 楽しみ・で・すっ!!(笑) のむてつ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 野村哲哉 サイト『ちょろいもんだぜ、中国生活。』 メルマガ&楽天日記『失敗?成功?教師辞め、中国で経営者に』 http://w269.o.fiw-web.net/ http://plaza.rakuten.co.jp/nomutetsu/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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