ステップ2 運転免許申請

ステップ2 運転免許申請

2009-02-21

前回、「ステップ1 日本の運転免許証を翻訳 」の続き。

今回は、運転免許申請をしてみようと思います。

運転免許申請は、上海の1号線南端駅「莘庄駅」周辺で申請できます。

場所は「上海市公安局交巡警総隊車両管理所」、
住所は「閔行区沁春路179号」となります。

この場所まで人民広場からTAXIで行きました。
時間は約40分、料金は約80元かかりました
(さすがにお金かかりますね。苦笑)

ただ値段よりも一番の問題は・・・
この場所を知らない運転手が多いってことです。

実は、TAXI運転手から2回乗車拒否されました。(苦笑)
「閔行区沁春路179号」と言ってもダメでした。
知らない運転手が多いんです。

もし、TAXIで行くなら、最寄地下鉄駅の名前「春申路駅」周辺
という事も一緒に伝えると良いと思います。

この春申路駅近くで、「閔行区沁春路179号」、
最後に、驾驶执照 (Zha4 shi3 Zhi2 zhao4)と
伝えれば、何とかなるでしょう。
(驾驶执照 は、運転免許証という意味)

しばらくして運転免許センターに到着。
まずは、8号館に向かってください。
8号館は入り口が2つありますが、奥の方から入ります。
(手前は窓口が3、4個ある広い部屋です)

そして、8号館の2Fにある
209号室へ向かいます。
ここは外国人向け免許センターです。

この日は金曜日の16:00頃に行ったため、
ガラガラでした (一切並びませんでした)

ただし、後日午前に訪れたら、
20名も並んでいました。
金曜日の午後16:00は狙い目かもしれません。
(ちなみに営業日は9:00〜17:00です)

8号館では「運転免許」を取りたいと伝えると、
11号館へ行くように言われます。

11号館では身体検査や写真撮影、書類のコピー等を
行います。

では、11号館に移動しましょう。

11号館は白い建物です。

まず、中に入ると、
入り口にやる気のなさそうな警備員がいますが、
とりあえず無視して(笑)、奥の窓口へ向かいます。

窓口では、「日本人!」「運転免許!」 と言えば
勝手に処理してくれます。
まずは、パスポートを渡してください。

受付はビザを探し始めるので、
最初からビザのページを開いて渡すと
手続きが早く済みます。

その後、自分の電話番号や住所を聞いてきますので、
受付の人に伝えます。

受付がデータをインプットし始めます。
5分程度で終わります。
受付に20元渡して次は写真撮影に行きましょう。

撮影場所は受付の左側にあります。

ここでは証明写真を撮影します。
カメラはNIKON製の一眼レフでした。
この証明写真は6年間使用する免許証に貼りますので
気に入った写真が撮れるまで何度も撮り直しをお願いすると
良いと思います。

ちなみに、私と一緒に来た友人は
私が笑わせたせいか、ニヤニヤ笑っている写真に
なりました。
(すごい! 笑ってる写真もありなんです。 笑)

終了後は、
料金40元渡します。

続いて、その隣の部屋へ移動し、
コピー機でパスポートや日本の運転免許証等を渡して
コピーしてもらいます。
1資料1元で、合計2元取られました。

その後、11号館の入り口付近にある右側のわき道を通って、
「健康診断会場」に向かいます。

健康診断会場に着くとまず受付に写真を渡して
60元支払います。
その後、健康診断の申請書を書かされるのですが、
書き方が良く分からないと伝えると、
「何で分からないのか!?」突然怒り出します。(笑)

このおばちゃん要注意です。
メチャメチャ怖いですから。

ゆっくり申請書を書いてると、
今度は、「早く書け!」とプレッシャーを
かけてくるので、テンポ良く手短に書き終えましょう。

その後、健康診断をします。
この健康診断は面白かった。(笑)

まずは血圧。
腕をまくって血圧を測ります。

私は問題なかったんですが、
一緒に申請に来た友人は
いつも血圧180もあるんです。

この日の検査でも180を出してしまいましたが、
その時の医者の顔が本当に困っていました。

困って、
困って、
困ったあげくに・・・

もう、いいや。
正常! と、

なんと、通ってしまったんです。(笑)
(恐るべし・・・)

後から診断記録を見ると、血圧が130まで
下がってました・・・ (適当ですね・・・ 苦笑)

で、身長・体重を計って、
次に色覚検査をして、視力検査をします。

視力検査もまた適当でした。(笑)
普通日本の視力検査は、専用器具で片目を押さえて
検査しますが、ここではその押さえるのがなんと、
自分の手なんです。(笑)

自分の手で押さえて検査しました。
途中、分からなかった部分は、手の隙間から
さりげなく見ました。(笑)

そしたら、
視力4.3!と言われました。(笑)

4.3! こ、こんなに目が良くなったのか・・・
一瞬驚きましたが、、、はっと、我に返って、
日本と中国で視力の計算方法が違う事を思い出しました。
中国の4.3は・・・ 日本のいくつだっけな。
忘れてしまいました、知ってる人がいたら教えてください。

続いて、聴力検査。
日本でもお馴染みの専用のボックスに入って、
耳にヘッドホンを当てます。

途中、ピー、ピーと音が鳴り始めたので、
慌ててボタンを押そうと思ったら、
ボタンが無い事に気づきました・・・

必死に探しましたが、
やっぱりありませんでした。

困った顔をして、正面の医者を見ると
なんと!

「手をあげなさい」と言っています。

ピーピーピーと音が鳴ったら、
手を上げます。

右耳の場合は右手、
左耳の場合は左手!

わぁ〜、
すごい先進的〜!

って、
なんでやねん。
メチャメチャ原始的ですね(笑)

最後に診断結果を別の医師にチェック
してもらって終了です。

ここまで約30分。

これで晴れて、8号館で申請できます。

8号館へ着いて、
全ての書類、写真を警官に渡します。

しばらくすると、申請が完了して、
試験日時について聞かれます。

この日は金曜日でした。
試験日は翌週の水曜日を指定されました。
でも、水曜日は出張が入っていたので、木曜日に変更してくれ
と伝えたら、木曜日にしてくれました。
(意外と柔軟に対応してくれます)

そして、同時にこんな問題集をもらいました。



全部で100問あります。


一番最後には回答が載ってます。


誰かが過去にやった記録がありました。
「ワカラン」と書いてますね。(笑)


問題はこちらを見て分かるように簡単です。


試験は100問あって、この問題集と全く同じ問題が出ます。
90点を取れば合格です。

さあ、試験勉強でもしますかね。

「ステップ3 運転免許試験」へ続く・・・
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11月から上海の日系企業で働いてます。いきなりIT部門の取り纏め
部下6名、全員中国人、日本語NGと、波乱万丈の予感が・・・(笑)
【モンリーの上海奮闘記】
脱日本! 2007/10/25〜単身上海で生活中。最初の試練は上海での家探し・・・。
悪戦苦闘日記はこちら
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