先日の珈琲教室にて・・・第二回(3つ穴式ドリップの実践と飲み比べ)

先日の珈琲教室にて・・・第二回(3つ穴式ドリップの実践と飲み比べ)

2007.09.01

「先日の珈琲教室にて・・・第二回(3つ穴式ドリップの実践と飲み比べ)」

・内容

器具に合った挽き方
粗挽き、中挽き、細挽きの違い
焙煎度の違い
ドリップするときのお湯の温度
フレンチプレス(コーヒープレス)でコーヒーオイルを抽出する


今回の第二回珈琲教室の内容は、今まで行われていた珈琲教室では触れること
がなかった抽出に関する詳細を話した。

単純にお湯をかけるだけのハンドドリップと言っても、お湯の注ぎ方、お湯の
太さ、お湯の温度、ペーパーの種類(目詰まり具合)、フィルターの種類
(布、紙、金属など)、粉の粒度、焙煎の度合い、産地など、ここに上げた
ような要因の中で味(珈琲液)をつくることになる。

どんなことをすれば、どんな味になるのか。
ここを変えてあげると、どんな味になるのか。

自分の狙った味を作るためには、全ての工程をまずイメージし、理解する
必要がある。そして、自分が作りたい珈琲液のイメージを固め、そこから
逆算していく方法が一番確実な方法のように思う。

一般的に言われていることとしては、粉の粗さはこうでなくてはいけない、
お湯のかけ方はこうでなくていけない、温度は何度でなくてはいけないなど、
工程の部分ばかりが語られる。

決してはこのように語られていることが間違いばかりではないのだが、何も
知らない方が見ると、さも書かれている工程「だけ」が大切かのように思って
しまう(昔の僕もそうだった)

工程というのはあくまでも工程であり、その珈琲の味を作っているひとつの
要因でしかない。工程の途中の部分を変えようと思えば、いくらでも変え
られるし、そこの部分だけを変えたとしても最終的な味を作り出すためには、
その次の工程、その次の次の工程も大切になってくることも同じく知る必要
がある。

それは10個の工程の中のひとつを削ってもいいという意味ではないのだが、
10個の工程の中のひとつだけにこだわってしまっては全体のバランスが
崩れてしまい結果的には納得できないものが出来上がってしまうものである。

全ての工程が大切なのはいうまでもないが、いきなり全てのことがわかる
ようになるのは大変かもしれないので、今回行っている珈琲教室では3回に
分けて細かいところまで話している。

たまに話がそれてマニアックに行き過ぎてしまうところは反省しつつ、まず
は時間内で終われることを目標にしてます(笑)

2007.05.10

アルトノイラントコーヒー 野村浩哉
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2004年4月 アルトノイラントコーヒー設立。現在は、珈琲教室や
さまざまなパーティー・イベントでのコーヒー提供、店舗へのアドバイザー
なども務める中、時間のある限り自らが電動自転車にまたがりコーヒーを
宅配している。
■ 北外灘店:上海市虹口区 北外灘呉淞路30号<<上海大厦裏>>
Tel: 021-6393-0053(珈琲豆配達可)
・http://plaza.rakuten.co.jp/hicafe/http://www.alt-coffee.com/
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