2007.9.3
「友人との会話から・・・・」
> あたしね、ここのところハーブティーとかにはまってたんだけ
> ども、野村くんのホームぺ−ジ見て写真すごいおいしそ-やな-お
> もて朝飲むのをコーヒーに戻してみたの-
>
> どんなもんやねんと思って書いてあるとうりにやったらさ-、
> 全然エグみみたいなのなくて、ほんとびっくり。
>
> コクがあるけど薄いっていうか、胃が痛くなりそ-な感じが全
> 然なくていくらでも飲めそうで。
>
> あれって1杯目で抽出してお湯で薄めたらあんななんねんや-
> !シランかった
>
> だけどーなんか蒸らしたあとお湯いれたらマメから泡でてんね
> んけどええのかな...
野村返信============
そかー、、買った豆がよかったのもあると思うよ。
まぁおいしく淹れられたのならそれが一番!
これからMさんの珈琲生活も変わっていきそうやん(笑)
コーヒー作ったときに、もし濃いようならお湯で割ってしまえばい
いよ。どんな飲み方、方法などでも味に間違いはないから、おしい
く飲めることが一番だと僕は思うよ。
泡の出かたの説明はちょっと文章だけでは苦しいな・・・
まぁ関連することを書いとくね。。(少し長文になりそう。。)
僕のやってる松屋式ドリップというものは蒸らしを3〜5分取るん
だけど、その蒸らしの時間が短い場合、蒸らし後にお湯をかけたら泡
はでてきやすくなる場合がある。
コーヒーは豆自体がガス(コーヒーのいい香りは目に見えないガス)
を放出していて、蒸らしというのはその豆が放出しているガスを
抜く作業と考えてもらえばわかりやすいかな。
豆自身がたくさんのガスを出しているということは、お湯をかけた
時に豆(=粉)とお湯がちゃんと接しないわけです。ちゃんと接し
ないということは、本来豆自身が持っている味を引き出しにくいと
いうことになる。
「蒸らし」というのは、豆の味を引き出すために結構大切な役割を
してるんだよね。(ここまではついて来れてる?笑)
さて、、
そんな大切な蒸らしですが、では「蒸らしを長くすればいいんやろ
?」「ガスを抜けばいいんやろ?」と思うかもしれないね、、、その考
えは決して間違いではないんだけど、ひとつ大切なことがある。
それは「焙煎」が適切に行われているかということ。
この焙煎というのは、豆を焼く作業のことをいうんだけど、それが
へたくそな焙煎であれば全くダメ、おいしくない。
お米で例えると、どこどこ産のいいお米があったとしても、炊き方
が悪ければおいしくないよね?芯残りのお米や、べちゃべちゃのお
米は、いくらいいお米であってもおいしくないよね、、それと同じ
こと。
そんなわけで、焙煎というものも大切になってくることも覚えてお
いた方がいいかな。
とまあ、ここまで書いてくると、「なんやコーヒーはややこしいな」
と思ってしまうかもしれないけど、こんなウンチクはあんまり重
要ではなくて、自分がおいしいなと思えるコーヒーであれば、それ
が一番いいよね!
ちょっと珈琲通っぽくみせたければ覚えておいたほうがいいかもねっ!
プチ珈琲教室でした(笑)
2007.09.03
アルトノイラントコーヒー 野村浩哉
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2004年4月 アルトノイラントコーヒー設立。現在は、珈琲教室や
さまざまなパーティー・イベントでのコーヒー提供、店舗へのアドバイザー
なども務める中、時間のある限り自らが電動自転車にまたがりコーヒーを
宅配している。
■ 北外灘店:上海市虹口区 北外灘呉淞路30号<<上海大厦裏>>
Tel: 021-6393-0053(珈琲豆配達可)
・http://plaza.rakuten.co.jp/hicafe/
・http://www.alt-coffee.com/
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