蘇州の観光名所「虎丘」へ行こう〜☆
「蘇州はハオチー」 バックナンバーハオチーの楽しい蘇州レポート 「蘇州はハオチー」 2006.01.17
蘇州の観光名所「虎丘」へ行こう〜☆
蘇州の有名な観光名所のひとつ「虎丘(とらおか)」を 今日はご紹介します☆ ここの一番の見所はなんといっても「東洋のピサの斜塔」 と呼ばれている『虎丘塔(雲岩寺塔)』です☆イタリア ・ピサの斜塔と同じく少し傾いていることが特徴です。 「虎丘」は 城砦の外側にあり、蘇州市内から少し離れ たところにありますが、蘇州市内中心部からタクシーで 15分ぐらいで到着します。(住所;蘇州市虎丘山門内8) タクシーの運転手さんならどなたでも知っていますし、 どの地図にも載っているので、中国語が話せない旅行者 の方でも訪れることができる観光地です。 入り口から『虎丘塔(雲岩寺塔)』を見ると、 ずいぶんと距離があるように感じますが、ゆっくり 歩いても20分ほどで塔に到着します。 私は閑散期のとても寒い日に観光したのですが、 お天気がよければ、真冬でも写真は綺麗に撮れ ますし、人がまばらで、ゆっくりと観光できる ので、季節外れのときでも楽しめます。 「虎丘」蘇州は紀元前514年、呉王が蘇州に 城を築いたのが歴史の始まりとされています。 ここ虎丘は蘇州を都として開いた呉王の父、 闔閭(こうりょ)を埋葬した場所」だそうです。 虎丘という名前は「埋葬3日後に白い猛虎が 現われ墓を守った」という伝説からこの名が ついたのだそうです。
宋の詩人、蘇東が「蘇州に遊びて虎丘に遊ばずんば 憾事なり」と言った言葉が有名だそうです。宋の時代 から有名な観光地だったようです。 北宋代、961年に建立された八角七層の『虎丘塔 (雲岩寺塔)』は、現在、地盤沈下によって 約15度傾いているそうです。南宋建炎年間から 清咸豐年間までに7回の火災に遭っているそうです。 『虎丘塔(雲岩寺塔)』以外にも試剣石、千人石、 剣池、などの見所があります。
・大きな一枚岩千人石は、呉王の墓の造営に携わった千余人が皆殺しにされ、 その血で石を染めたという言い伝えの場所。また1000人もの人々が高僧の 説法を聞いたといわれるところだそうです。 ・試剣石には闔閭が剣の試し切りをさせたという刀 の跡が残っています。 ・剣を好んだ闔閭のために、剣が3千本埋められたという剣池が、闔閭の お墓だそうです。 また、呉王の墓は入口から見ると、丘の反対側にあるそうです。 (私は見ませんでした。) チケット売り場の前に馬車がいるのですが、呉王の墓の下 まで馬車で行くことができるそうです。(歩いてもいくこと ができると思います。)丘のふもとをちょうど半周すると 呉王の墓への入口に到着するそうです。 呉王の墓には名剣など沢山の宝物が埋められていると言わ れており、三国時代の孫権もこれを探したとされていますが、 見つからなかったようです。 観光に時間がなくて『虎丘塔(雲岩寺塔)』だけを見て 帰る方は一時間ぐらいあれば大丈夫です。時間がある方は、 敷地内は面積20haと結構広いので、ゆっくりお散歩されてもいいでしょう。 また、虎丘前から蘇州の名物の観光船にのることもできるよう です。(虎丘〜山塘街〜寒山寺)船に乗れば、蘇州の古い町並み を見ながら、蘇州の観光をすることができます。 ハオチー ================================================ 『蘇州はハオチー』 2005年から夫の転勤に伴い、蘇州駐在中。 毎日カメラを持参して出かけています。蘇州は上海から 車で一時間のところにある、水路が張り巡らされた とても美しい街。ガイドブックには載っていない、 蘇州の美味しいレストランや綺麗な景色を紹介します。 http://blog.livedoor.jp/mkmkmk3/ =================================================
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